- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592761310
感想・レビュー・書評
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おじいさんが住んでいる家は、海の上にある。
水が上に上がってきて家が沈んでしまうと、その上にまた新しい家をつくって…
こうして、何個も何個も積み上げた家で、ひとりで住んでいたけれど、またまた海の水が床まで上がってきて、新しい家を作らないとならないと…と。
海の中に大工道具を落としたおじいさんは、慌てて潜って探したら…
思い出が、たくさん詰まった家が次々と…
この家に住んでいたときは…と懐かしい風景が目に浮かんでくる。
積み重なって、積み重なって、そのたくさんの思い出とともに新しい家に住むおじいさんの笑顔は、最高だった。
海の上なのに暖かな温もりを感じる色の絵本。
その理由がわかる。
おじいさんの家族の思い出は、とても楽しくてあったかくて最高のものだったから、ほっこりさせてくれる優しい絵となったのだろう。
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6歳の娘が、冬休みの宿題で読んだ絵本。宿題では、読んだ本の中でお気に入りの一冊を選ぶ欄があり、十数冊読んだ中でこちらの絵本を選んでいた。
この絵本では、過去の記憶を遡ることを、深海へ潜っていくことと重ねている。
最後のページのおじいさんの表情は、おばあさんとの幸せな記憶があるためか、一人暮らしであっても幸せそうである。
つみきの家の土台となっているのは過去の思い出の家。現在は過去からの積み重ねであり、おじいさんのように家族の温かい思い出が詰まった家は素敵。
レビューとは関係ないので、以下は削除するかもしれませんが、今年1年間もブクログにはお世話になりました!そして、いつもフォローやいいね、皆様ありがとうございました。良いお年をお迎えください。 -
おじぃさんの愛に、涙腺が緩んだ。
離れたくないんだね、、引っ越した方が楽なのにね。
男性の一途な愛情ほど素敵なものはないなーと最近感じます。
こんなふうに想い続けてもらえるような素敵な女性(奥さん)にいつかなりたい。
わたしだったら、浸水しそうな家に身を置くのはいくら思い出ある家だとしても怖い…
でも、おわりのページでみた おじいさんの表情はとても穏やかで幸せそうだった。
いえがつみあがっていくほど 天国にいる おばあさんにちかづけるようで嬉しいっていうのもあるのかな…
アニメーションも、とても素敵でした。
大好きだ。 -
美しい。子どもにははまらなかったけど、私が大好きな本。結婚した友人にもプレゼントしました。
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うみに しずむまち。
いえが しずんでしまうと、そのいえの うえに あたらしい いえを つくる。
どんどん つみきのように つみあがっていく いえ。
おじいさんが積み重ねてきた愛情に溢れた思い出を辿る、少し切なく、とてもあたたかなお話。
こんな素敵な絵本に出会えたことに感謝!
8歳息子の絵本部門お気に入り第一位に躍り出ました。 -
海外子女財団本。娘も私も大好きな絵本になりました。心穏やかに読める本。おじいさんの家族を思い、日々の生活を丁寧に営む姿に心洗われます。映像でもいつか見せたい。
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大人でも楽しめる絵本。たくさんの思い出、家、自然と共にひとりで暮らすお爺さん。お爺さんのように1つ1つ大切にし、孤独だと悲観せず生きていけたら素敵だな。
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なんて あたたかい 人生なんでしょう☺️
歳をとること は 心が豊かになること
そんな風に 歳を重ねたい。