- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592761716
感想・レビュー・書評
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相変わらずねこたちが面白かった!
やなせさんの絵本を読んだ後だとこの絵本は中身ではなく、キャラクターなんだなと思った。どちらがいいとかではなく、これはエンタメ系絵本!
14/06/14詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
絵本の猫は、孤独さの中にやさしさ、美しさを見る、というパターンと、群れることでその力をべき乗するようなパターンのものがある(もちろん、他にもある)。
群れるパターンの金字塔といえば「11ぴきのねこ」だが、「ノラネコぐんだん」は、ひょっとするとそれに並ぶものになるのでは、と期待している。第一弾の「パンこうじょう」に比べると、ネコが悪いことをしている感じが減っていたり、2冊めということもあって、オチが想像できてしまったりして、一作目のインパクトはないが、むしろ大いなるマンネリへの第一歩として期待したい。
などと真面目に書いてみたが、ノラネコぐんだんはカワイイ。カワイイから好きです。以上! -
犯罪が基本っていう笑。
でも愛らしい☆ -
待望の第2弾、ハードカバー化。
「水戸黄門」的ワンパターンがこどもたちに大人気♪ -
ワンワンちゃんの運転する野菜をたくさん積んだ汽車にワンワンちゃんが休憩中にちょっと乗り込むノラネコぐんだん。
燃料を入れてみようと、石炭を入れると汽車が走り出してしまう。
気付いたワンワンちゃんは頑張ってトロッコに乗って手漕ぎで追いかける。
ノラネコぐんだんは、積荷にあったトウモロコシを焼いてみようと釜の中に入れる。
とうもろこしは膨らんで窯が破裂。
目的地の市場の近くで汽車はポップコーンに埋もれて止まる。
追いついたワンワンちゃんにこってり絞られるノラネコぐんだん。
反省したノラネコぐんだんは市場では野菜やポップコーンを売る手伝いをさせられる。
だいたい売り終えたと思ったら注文したとうもろこしがない、と言いだすお客さんが。
ノラネコぐんだんは汽車にのって野営の映画上演会場まで行き、ポップコーンを販売させられるのだった。
燃料のところにとうもろこしを突っ込んだ段階で、もう先が見えて笑える。
映画鑑賞と言えばポップコーン。
注文したとうもろこしも最後にはポップコーンにするなら、結果オーライと言えなくもない。