- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592851127
作品紹介・あらすじ
天才詩人と謳われている大学生の舜には秘密がある。それは性行為をしないと食事ができず、詩も書けないというものだ。そんな舜の後見人である篠崎が、ある日お前とはもうしないと言い始め……!? 2013年8月刊。
感想・レビュー・書評
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久し振りに読み応えのある作品を読んだ気がします。
詩人の彼と、准教授の彼。
精神的に問題がありながらも、二人で少しずつ育んでいく愛を感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
幼少時からセックスしないと食事を与えられないという悲惨な固定観念を植え付けられて生活してきた舜。大学生といえど世間を全く知らない彼が准教授で後見人の恭平に出会い真実の愛を知り成長していく物語。
舜の壮絶な過去についてはサラッと説明されただけだったのであまり痛さは感じずに読めました。舜が少しずつ愛とは何だろうと考え気付き始める過程がよかったです。対する恭平の方は最初から舜を好きだったようなので、出会ってからどんな風に舜に絆されていったのか心の内が知りたい気がします。
どうもその辺は同人誌の方に細かく描写されているようなので、そちらで堪能してきたいと思います。 -
生死にかかわる問題なのにそんな安易に突き放したらだめでしょう。
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トラウマ…なのかな?
いや、これ良かったです
私的、新たな「愛って何?」伝説が生まれました -
あらすじと帯の煽りで、完全に受けがド淫乱ちゃんだと思っていた。
久し振りに感極まってしまって、読んでいる間、涙が止まらなかった。
攻めが堪えてるのがたまらんです。