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- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592862758
感想・レビュー・書評
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師匠である山九亭初助が亡くなった――山九亭感謝こと森野要が回想する、師匠への想いと落語家・山九亭金目になってからの半生、そして……。
BL小説にして芸道小説。ゲームはやったことあってもBL小説なんか読んだことがないもので、なんつうかこう普通に恥ずかしかったですね! どーん。まあ落語ネタじゃなかったら読まなかったな… だからいい機会だなーと思いました。年下攻めっていいね。
芸道、とは書いたけれどやはり要と寒也の関係、想いや、師匠・初助とのこと、男を喰って生きた過去、など恋愛面の方を強く思い出しますね。いや、初助は芸に生きて芸と共に死んだし、落語分が無いわけじゃないけどもう少しこう落語!話芸!に特化してたら嬉しかったです。とちょっぴり不満を垂れつつも、自分もひさびさに落語小説進めたくなってうずうずしました。今は続編?の「花扇」読書中。