- Amazon.co.jp ・マンガ (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592883142
感想・レビュー・書評
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全2巻
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突然いてもたってもいられなくなって衝動買い。
川原先生大好きです。大好き漫画家トップファイブに入る。この独特のテンポというかセリフ回しが好き。
淡々と大事件!なところがいいですよね。
聖ミカエル学園は私の通ってみたい学校のひとつです。
もちろん、エサのいらない猫を飼って。 -
家の中でしか読んじゃだめ!な抱腹絶倒マンガ。
”史上最強”のお嬢様学校、「聖(セント)ミカエル学園」で、
諸般の事情から猫をかぶっている3人のお嬢様の物語。
3人の猫のかぶり方と、お互いの本性を知ってしまうエピソードだけで
もうたまらなく面白いです。
というか随所が面白すぎて、説明のしようがありません。。(コラ)
あとは物語中盤で発生する「意味がないよねそれ!?」と思わせられる事件が、
ちゃんとクライマックスで生かされて綺麗に完結したので、
さすがだなぁ・・・と思いました。
川原作品の愛すべき特徴は、
(1)華麗に織り込まれる各種はばひろい雑学、およびそこからの派生ギャグ
(2)肩の力の抜けた前向きさを持つキャラクター
(3)実は無駄のないストーリー展開
だと(勝手に)思っています。
このどれが欠けても、
こんなに面白く惹きつけられる作品にはならないと思う。
バランス感覚がすごいんだよね。。
また、コメディタッチで描かれるからといって油断していると、
必ずと言っていいほど終盤でホロリとさせられてしまいます。
それはもう「足元をすくわれる」という感覚に近いです。
お約束だと分かっていても毎回不意をつかれて、
そのたびにはっきりと感情が揺れるのを自覚しながら読んでいます。
握りこぶしをつくらない「前向きさ」が稀有。ほんと大好き。
男性でも抵抗なく読める少女マンガだと思います。おすすめです! -
もー川原泉いまいち読みにくい、と思っていたのが解消された一冊。なんでだろう、相変わらず女の子は皆妙に理屈っぽいし『嫌フェミニン』テイストはそのままなのにとても読みやすかったし素直にけらけら笑えました。初めて出会ったのがこの本だったら私の川原泉に対する印象も違っていたのかもしれない。それは言い過ぎかもしれない。
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映画は黒歴史。
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勉強も運動も出来る転校生(主人公)が来て、
勉強できる子ちゃんと、運動できる子ちゃんがショックをウケてたんだけど
ある日、転校生が学校の庭で秋刀魚焼いててそれぞれの猫かぶりがばれる話。
面白かったはず。 -
名門女子高・聖ミカエル学園に在籍する猫かぶりな3人娘が、
お嬢様連続誘拐事件に巻き込まれてのあれやこれや。
背中に張り付いている『エサのいらない猫(ヤツ)』が
とぼけた感じで可愛いんだこれが(笑)。
【収録内容】
笑う大天使
<解説>清水ちなみ -
ほのぼのしてるのにドタバタしてるお嬢様ら。おハルさんの話は未だに思い出す
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本棚から再読。
名門のお嬢様学校に通う、庶民根性と感性を持った猫かぶりの三人の少女たちとその境遇、日常、遭遇する事件についての…コメディなのかな?時折しんみりします。
言い回しが面白い。たまにくどいと感じるときもあるけど、この世界観は独特だなぁと思う。
三人それぞれ感性が伸びやかで大事にするもの、しようと思うものが明確、というのが眩しい。少女はこうあるべき。いや、悲しいまでにリアリストだったりシニカルだったりロマンを笑い飛ばしたり食い意地が張ってたりするけどそういうところも含めて。
静姫がかわいすぎる。背後にお花が見えるよ!←