- Amazon.co.jp ・マンガ (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592883210
感想・レビュー・書評
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文庫本:全1巻
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なんだかとても切なくなる、平凡な少女たちの平凡な悩み
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チェーホフの話ではないです。女子高の演劇部のお話。「おんなのこって愛しい」と思った。吉田秋生って一体何者なんだろう。
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はじめて読んだのは中学生?
何度読み返しても飽きることない作品。
「女」を意識させる感じ。 -
名作。
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吉田さんのはどっちかといえば掌編が好きです。
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これは是非とも読んでみてほしいです。。絶賛です。。前回、吉田秋生は女の人とは思えないほど男のことをわかってると書いたけれど、これ読んだら、それでもやっぱり女の人なんだなぁ、と思った。男のこともわかってるけれど、その上、女のことはもっともっとわかってる。あたしは女じゃないからあれだけど、そう感じた。そっか、女のことなんてわかりきってるからこそ、男の視点を研ぎ澄ませた作品を描いたのか。なんて思ったり。魚喃も軽く飛び越えるレベルだと思う。。(06/2/12)
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「河よりも長く..」が男子高校生を描いているものだとすれば、これは女子高校生たちのオムニバス形式の物語。
思春期の頃は些細なことで傷つき、悩んでいた。いつまでこの苦しみが続くんだろうと思っていたが、思い返せば長い人生であんな繊細な感情を持つ時期はほんの一瞬だ。少女から女性に変わる正にその一瞬の時期を見事に描き出している作品。それぞれの短編につけられた題名もいい。中でも「花冷え」に関してはネットをざっと見ても非常に評価が高い。私も勿論「花冷え」を含む全ての物語が好きだが、初読の時は「花酔い」で初恋のお兄ちゃんの前で清水さんが泣いてしまうシーンにぐっときた。当時彼女達と同じくらいの年齢だった私は「そうだよね、これは泣くよ」と頷いた覚えがある。何故なのか理由はうまく言葉で説明できないのだが、これを丁寧に描き出す吉田秋生はすごいなと思う。 -
「あのぎこちないキスは二度とないの」
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どうしようもない、逃げられない、女としてのたくさんの感情。<br>
あの子も、あの子も、わたしに似ている。とそう感じられるはず。とにかく素晴らしい。女ならよめ!ラストがとくに素晴らしいとおもったなー。これはすごい。