まほうつかいのむすめ

  • ほるぷ出版
4.20
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本棚登録 : 188
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (30ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593502998

感想・レビュー・書評

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  • 本当の幸せは、何かと言うことね〜

  • ル・カインの描く十二単っぽいドレスを着たむすめに惹かれて。美しい娘さんが主人公だから、助けてくれた若者と恋に落ちる的な話かと思ったら違った。お兄さんだったのか。魔法使いはその後、連れ戻しに来なかったのかな。なぜ娘を欲しがったのかは書かれていない。魔法使い側の心情も気になりました。

  • まほうつかいのキャラクター、東洋と西洋の入り混じった絵柄、文章の巧みな運びがすばらしい。良作。

  • 東洋と西洋が違和感なくまざりあった美しい世界。まほうつかいは気まぐれでむすめをさらったのか

  • おとうさま 私は誰?

    むすめ、としか呼ばれない美しい少女は、
    父親である魔法使いと2人きりで暮らしていました。

    この世の事を何も知らない美しい少女は、
    あるとき、本を通して「名前」の概念に出会います。

    おとうさま 私って・・

  • 美しい美貌の持ち主の魔法使いの娘はあるとき自分の名前について知りたくなり、 父の魔法使いに聞くが相手にされず、本を与えられる。
    本により知恵のついた娘は魔法使いに自分の正体を教えてもらうべく、いろいろな姿に変えられる。
    娘は貧しい家からさらわれてきたことが分かり、最後には家へ帰れる。


    魔法使いにお姫様とストーリーも中世のようなイメージなのに、娘の姿はアジアっぽい…。
    と思ったら、絵を描いているル・カインという人がアジア出身だった。
    この魔法使いの独特な外見に見覚えがあると思ったら、前に読んだ「キャベツ姫」の絵を描いた人でもあった。

    左ページが文字で右ページが絵。
    絵もヨーロッパの宗教画のように枠がついていてきれい。
    それでいてどこかアジアっぽい雰囲気もある。
    絵のために持っていてもいい本。

  • ル=カインの到達点ではないでしょうか。

  • 西洋と東洋の不思議に織り交ざった、不思議な絵。
    幸せとは何か、を考えるのにいいかも?

  • たなぞうのユーザーさんのおすすめで見かけ、さっそく図書館の児童書コーナーへgo!(笑)ル・カインという人の絵が不思議な雰囲気。幻想的だがちょっと怖いかも。ル・カインの他の本も図書館で見つけたのでまた読んでみたい。

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著者プロフィール

作家。英国のユニバーシティカレッジを卒業。作品に『まほうつかいのむすめ』(ほるぷ出版)などがある。

「2019年 『嵐をしずめたネコの歌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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