まほうつかいのむすめ

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制作 : エロール ル・カイン  Antonia Barber  Errol Le Cain  中川 千尋 
  • ほるぷ出版 (1993年5月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (30ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593502998

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まほうつかいのむすめの感想・レビュー・書評

  • タテ29cm,ヨコ23cmの大判絵本。お話はアントニア・バーバー。ベトナム戦争の孤児であった養女をヒントに書かれたらしい。物語はシンプルだが、途中には「夢応の鯉魚」を思わせる魚への変身譚があったりと、幻想性には富んでいる。しかし、何よりもそうした幻想を豊かに支えているのはル・カインの絵。ベトナム色には乏しいが、全体にオリエンタルムードが溢れ、色彩もきわめて鮮やかな夢の世界が展開する。水墨画風の絵をはじめ、中国モードが主流をなすが、主人公の「むすめ」は、王朝のお姫様のようだ。いずれも捨て難いが、密林の絵が篇中ではベスト1か。

  • 本当の幸せは、何かと言うことね〜

  • ル・カインの描く十二単っぽいドレスを着たむすめに惹かれて。美しい娘さんが主人公だから、助けてくれた若者と恋に落ちる的な話かと思ったら違った。お兄さんだったのか。魔法使いはその後、連れ戻しに来なかったのかな。なぜ娘を欲しがったのかは書かれていない。魔法使い側の心情も気になりました。

  • まほうつかいのキャラクター、東洋と西洋の入り混じった絵柄、文章の巧みな運びがすばらしい。良作。

  • 2015.6.6市立図書館
    ル=カインの展覧会で知って、借りてみた絵本第2弾。
    アントニア・バーバーがベトナムから迎えた養女のためにつくったお話にル・カインのオリエンタルな挿絵がよく合う絵本。画家のイメージする娘の姿は日本の十二単などに想を得ている感じ。そしてお話が思いがけなくドラマチック。万能でありながらむなしい魔法使いの父親、魔法のことで頭がいっぱいで娘には名前もあたえずに宮殿の中に放任、箱入りで育てたつもりが請われるままに本を与えた結果、自分の名前や母親を探し始めてしまう。そんな娘をはぐらかし続ける魔法使い、でもそれも限界となり、娘は小鳥となって命がけで魔法使いの元を離れ、最後には自分のほんとうの家族のもとに帰ったというお話。
    ル=カインの繊細な挿絵がすてきで、密林に遊ぶ娘、薔薇、魚、子鹿などに姿を変えた場面、雪に倒れる娘など、どの頁もそれだけで飾っておきたいようなイラストレーション。いちばん好きなのは娘が本を読みふける場面。おやゆび姫、アリス、ピーター・パン、ドン・キホーテ、ハメルンの笛吹き、人魚姫、朝びらき丸(ナルニアシリーズ)といったおなじみの昔話や物語のイメージが描きこまれていて見飽きない。

    この本は手元にほしいなあ。

    追記:7月8日購入

  •  十二単のお姫様がジャングルの中にいる絵がすごく不思議でした。扉絵の枠の下方に半裸で泳ぐ娘が描かれていて、まるで吉祥天のようです。そして、やっぱり本は英知の源なんですね。

  • 東洋と西洋が違和感なくまざりあった美しい世界。まほうつかいは気まぐれでむすめをさらったのか

  • おとうさま 私は誰?

    むすめ、としか呼ばれない美しい少女は、
    父親である魔法使いと2人きりで暮らしていました。

    この世の事を何も知らない美しい少女は、
    あるとき、本を通して「名前」の概念に出会います。

    おとうさま 私って・・

  • 美しい美貌の持ち主の魔法使いの娘はあるとき自分の名前について知りたくなり、 父の魔法使いに聞くが相手にされず、本を与えられる。
    本により知恵のついた娘は魔法使いに自分の正体を教えてもらうべく、いろいろな姿に変えられる。
    娘は貧しい家からさらわれてきたことが分かり、最後には家へ帰れる。


    魔法使いにお姫様とストーリーも中世のようなイメージなのに、娘の姿はアジアっぽい…。
    と思ったら、絵を描いているル・カインという人がアジア出身だった。
    この魔法使いの独特な外見に見覚えがあると思ったら、前に読んだ「キャベツ姫」の絵を描いた人でもあった。

    左ページが文字で右ページが絵。
    絵もヨーロッパの宗教画のように枠がついていてきれい。
    それでいてどこかアジアっぽい雰囲気もある。
    絵のために持っていてもいい本。

  • ル=カインの到達点ではないでしょうか。

  • 西洋と東洋の不思議に織り交ざった、不思議な絵。
    幸せとは何か、を考えるのにいいかも?

  • たなぞうのユーザーさんのおすすめで見かけ、さっそく図書館の児童書コーナーへgo!(笑)ル・カインという人の絵が不思議な雰囲気。幻想的だがちょっと怖いかも。ル・カインの他の本も図書館で見つけたのでまた読んでみたい。

  • 東洋の色々な国が入り交じった繊細で緻密な絵柄はみているだけでうっとりしてしまいます。
    ルカインが絵を描いた絵本の中では一番好きです。

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