- Amazon.co.jp ・本 (30ページ)
- / ISBN・EAN: 9784593502998
感想・レビュー・書評
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『おどる12人のお姫さま』からの流れで。
東洋風味が加わった画風は個人的な趣味で、食指が動かないのだが、この本の挿絵は素晴らしかった。
色やにじみもさることながら全体的なレイアウトも美しく見惚れる。
話も先が気になり、いつもは図版をぺらぺらっと眺めて終わりにするだけだが、この本もおどる~と同様に、絵をじっくりと眺めながら最後まで読んでしまった。
欲望にまみれた今の私は、まほうつかいのむすめのままでいたいななどと思ったり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「むかしまほうつかいと、そのむすめがくらしていました。むすめは、長い間、父親とふたりきりの生活だったのでふと、母親のことを知りたいと思うようになりました。そして“むすめ”としか呼ばれない自分のなまえのことも…。1987年ケイト・グリーナウェイ賞佳作。」
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金があっても幸せとは限らない。でも金を求めたいうちは求めたらいいと思う。幸せと切り離して求めていきたい
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孤独な「むすめ」が、小さなか弱い小鳥になって、山を越え、身を切る雪と寒さに耐えて、ついに本当の家族のもとへ! 魔法使いが与えてくれない愛と自由を、勝ち取れてよかったよかった。
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少し絵が苦手なタイプだった。お金があれば幸せか。幸せって何なんだろうね。
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エロール・ル・カインの絵が素晴らしいです。
魔法使いは西洋風、むすめは東洋風の雰囲気。 -
図書館
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本当の幸せは、何かと言うことね〜
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ル・カインの描く十二単っぽいドレスを着たむすめに惹かれて。美しい娘さんが主人公だから、助けてくれた若者と恋に落ちる的な話かと思ったら違った。お兄さんだったのか。魔法使いはその後、連れ戻しに来なかったのかな。なぜ娘を欲しがったのかは書かれていない。魔法使い側の心情も気になりました。