まほうつかいのむすめ

  • ほるぷ出版
4.20
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本棚登録 : 188
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (30ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593502998

感想・レビュー・書評

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  • 『おどる12人のお姫さま』からの流れで。
    東洋風味が加わった画風は個人的な趣味で、食指が動かないのだが、この本の挿絵は素晴らしかった。
    色やにじみもさることながら全体的なレイアウトも美しく見惚れる。

    話も先が気になり、いつもは図版をぺらぺらっと眺めて終わりにするだけだが、この本もおどる~と同様に、絵をじっくりと眺めながら最後まで読んでしまった。
    欲望にまみれた今の私は、まほうつかいのむすめのままでいたいななどと思ったり。

  • 「むかしまほうつかいと、そのむすめがくらしていました。むすめは、長い間、父親とふたりきりの生活だったのでふと、母親のことを知りたいと思うようになりました。そして“むすめ”としか呼ばれない自分のなまえのことも…。1987年ケイト・グリーナウェイ賞佳作。」

  • 金があっても幸せとは限らない。でも金を求めたいうちは求めたらいいと思う。幸せと切り離して求めていきたい

  •  楽しく読めた絵本。複雑に書き込まれ東洋と西洋の要素が複雑に絡み合い調和している挿絵が、異国から帰ってきた娘というテーマ、外国から迎えた養子に向けた物語という二つの要素と絡み合ってとても良い雰囲気を醸し出している。

  • 孤独な「むすめ」が、小さなか弱い小鳥になって、山を越え、身を切る雪と寒さに耐えて、ついに本当の家族のもとへ! 魔法使いが与えてくれない愛と自由を、勝ち取れてよかったよかった。

  • 少し絵が苦手なタイプだった。お金があれば幸せか。幸せって何なんだろうね。

  • エロール・ル・カインの絵が素晴らしいです。
    魔法使いは西洋風、むすめは東洋風の雰囲気。

  • 図書館

  • 本当の幸せは、何かと言うことね〜

  • ル・カインの描く十二単っぽいドレスを着たむすめに惹かれて。美しい娘さんが主人公だから、助けてくれた若者と恋に落ちる的な話かと思ったら違った。お兄さんだったのか。魔法使いはその後、連れ戻しに来なかったのかな。なぜ娘を欲しがったのかは書かれていない。魔法使い側の心情も気になりました。

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著者プロフィール

作家。英国のユニバーシティカレッジを卒業。作品に『まほうつかいのむすめ』(ほるぷ出版)などがある。

「2019年 『嵐をしずめたネコの歌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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