ゆき (ほるぷ創作絵本)

著者 :
  • ほるぷ出版
3.58
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本棚登録 : 169
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593560998

作品紹介・あらすじ

生き物にとって、ときに命をはぐくむ助けとなり、ときに命をうばう雪。
繊細にして力強く、軽やかで叙情ゆたかな筆致で描かれた絵は、
心の奥のやわらかい部分にすっと入りこみ、見ていると魂をゆさぶられるようです。
北海道出身の気鋭の絵本作家が描く、かつてない雪の絵本。

感想・レビュー・書評

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  • 高学年まで 2分
    遠目がきく
    詩的 導入などに

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/730746

  • 冷たいのに暖かい感じ。
    ぽてぽてした雪と、温かい色合いのパステルカラーに包まれる。

  • 伝わってくる。きれいで力強くて。「ゆき」なんだな。

  • ゆきのイメージが大きく変わった1冊です。
    実はゆきは白じゃない……見る動物によってみんな違う。ゆきは綺麗だけど怖さもある。雪に閉された世界を見せつけられ、なんだか魂が揺さぶられる思いがしました。なのに暖かさを感じる色合いがとても素敵です。
    .
    こちらは大好きなちきさんの絵本!原画も拝見しましたが、他の作品とは違って和紙には描いていません。パステル調の色合いを沢山使いながらも、雪の降る情景、自然の営みをただただ受け入れる動物たちの力強さや厳しさが表現されています。
    .
    ふわふわのわたがし
    そらがくれたもうふ
    ………
    こんな優しい表現をしながらも、北海道出身のちきさんならではの雪への深い思いが伝わります。
    .
    ページいっぱいに描かれている色々な雪の顔、でも動物たちの存在がきちんと伝わるのはどうして〜?と原画を見るまでは不思議でたまりませんでした。私は、動物たちは雪の引き立て役、ちきさんは雪そのものを描きたかったのかもしれない〜、原画を見てそう思いました

  • 北海道の絵本作家、きくちちきさんの作品。イラストに惹きつけられる。

  • 雪の降り始めから積もるまで

  • 心がフワーっと広がる。大きい活字。抽象と具象の間の絵。絵本の真髄を捉えている。

  • どの 雪の 表情も ステキ♪

  • 季節ものの絵本を探していて、借りてよんだ。

    もりに ゆきが ふる。
    もりの どうぶつたちは どうしてるかな。

    途中までは、詩のような文と大胆な色と絵が合っていて、とてもよかった。
    森の動物たちの様子を想像して、ほうっとするような感じ。
    そして、自分でもまた絵を描いてみたいな、と思わせるような絵だ。
    が、途中で指紋がいくつも見えることに気づいて、気持ちわるくなってしまった。

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著者プロフィール

1975年北海道生まれ。絵本作家。2012年『しろねこくろねこ』(学研プラス)でデビュー、同作が2013年ブラチスラバ世界絵本原画展で金のりんご賞を受賞。また、2019年には『もみじのてがみ』(小峰書店)で同展金牌を受賞。その他の絵本作品に『いちにのさん』(えほんやるすばんばんするかいしゃ)、『ゆき』(ほるぷ出版)、『パパのぼり』(文溪堂)、『しろとくろ』『くろ』(講談社)、『とらのこ とらこ』(小学館)、『おひさまわらった』(JULA出版局/フレーベル館)など。

「2023年 『ひとりで あしぶみ していたら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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