だめんず症候群 (扶桑社新書 1)

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  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594052461

感想・レビュー・書評

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  • 著者曰く、「他人がどう思おうが、付き合っている女性がダメ男と思わなければ、その人はダメンズではない。年収が100万円だろうが、変態だろうが、生活力がなかろうが、女性が心からその男性を愛せるならば、その人が最高のパートナーである」と。すごくまともな言い分じゃないか。私はてっきり「イケメンじゃないと」、「年収1000万円はほしい」、「背が高くないと」などと、お前何様じゃあと言ってしまいたくなるバカ女の言い分が掲載されている本だと思っていたので、結構、驚かされた。 では、どんなのがダメンズ症候群なのかといえば、「女性がダメ男と思っているにもかかわらず、その男と別れられない状態のこと」である。これだけ聞けばたいした話じゃない気がするが、実際は明らかに精神病、もしくは病的性格。「喧嘩するたびにぶん殴る男」、「女性から金を毟り取るヒモ」、「才能がないのに夢ばかり追い続ける男」たちと付き合ってしまって、ダメ男だから別れたいと思ってもなぜか分かれられない。ひどい人になると、半殺しの目に合わされながら、警察に被害届すら出すことすらためらってしまう。なんで、こんなことになるのだろう。でも、こういう性格の遺伝子は、子孫を残しやすいことが容易に推測できる。生物進化上、明らかに有利である。ということで、この症候群はなくならないだろうなー。気の毒な話である。

  • 友達に勧めたい。

  • 駄目人間を愛することによって陥る負のスパイラルを解き明かす!

  • 二番目にならないためには、初めが肝心。

  • [ 内容 ]
    “ダメ恋愛”撲滅宣言!人気コミック『だめんず・うぉ~か~』の著者自らが、ダメ恋愛にハマるオンナ心を徹底的に解き明かす。

    [ 目次 ]
    第1章 「だめんず症候群」の基礎知識(そもそも「だめんず=ダメ男」とは? 自覚のススメ-あなたの彼氏はダメ男? ほか)
    第2章 ヒモ、暴力男…etc.典型的なダメ恋愛にみる症例(最初の対応が肝心な「ヒモ」タイプ 男性にお金を出すことは“ストレス”である ほか)
    第3章 誘発しがちなダメ恋愛の予防と応急処置(「男の夢」に惚れてはいけない 応援しても大切にされない理由 ほか)
    第4章 脱却への処方箋(ダメ男を改善することはできる? ダメ恋愛は繰り返される ほか)

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    [ 参考となる書評 ]

  •  なぜだめんず恋愛ばかり繰り返してしまうのか? 本人達はそこから抜け出したいという強い願いを持っているにもかかわらず、延々と続く因縁に囚われてしまっている。

     このようなだめんず症候群を徹底的に、かつ冷静に分析した倉田真由美が自分の経験も含めて解説されています。

     精神病理でも結構あるので、また違った視点での本ですので、恋愛に興味のある方ならどなたでも読めると思います。

     決して笑えるような内容ではないため、あしからず。

  • もしかしたら私もだめんず症候群かも?

  • まあ、想像がつく範囲の、だめんずが登場していました。本当は、もっと、「え〜っ、こんなのもいるんだぁ〜っ??」とひっくり返りそうになる位のがいたら、面白かったのになぁという感じです。しかし、だめんずが好きな女性は、どうして、次から次へと、ひっかかってしまうのだろうか?そういうのが好きなのだから、仕方ないのか。

著者プロフィール

1971年、福岡県生まれ。一橋大学卒業後、「ヤングマガジン」(講談社)ギャグ大賞を受
賞し、漫画家デビュー。自身の恋愛遍歴を元に2000年より「週刊SPA!」(扶桑社)にて連
載を開始した『だめんず・うぉ~か~』がブレイク。漫画・エッセイなどの執筆活動のほかに、新聞・雑誌、テレビ・ラジオのコメンテーターとして、恋愛から政治問題まで幅広く”くらたま流”のコメントをしている。

「2023年 『凶母(まがはは)  小金井首なし殺人事件 16年目の真相』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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