- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594056834
作品紹介・あらすじ
2008年3月14日、チベットのラサ市で発生した中国政府に対する抗議デモはいったい、なぜこれほど大規模な"騒乱"に発展したのか-?中国によるダライ・ラマ法王の否定、仏教建築物の破壊、非人道的な拷問・殺戮、チベット人を上回る数の中国人の移住、チベット語、仏教、固有の文化の抹殺…中共のチベット侵攻以降、チベットの人たちがたどってきた苦しみの歴史と真実を明かす。
感想・レビュー・書評
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若干情報が古いし、もちろんチベット側から書かれているものではあるが、新書サイズでチベット問題の歴史と中国の意図がコンパクトにまとめられていて、入門としては非常にいい本だった。
今なおなにも解決していない問題であり、最近はウイグル問題の方が大きく取り上げられがちではあるが、チベット問題は常に意識していきたいと思うところ。
できれば、ダライ・ラマ14世がご存命のうちに、少しでもいい変化があると良いのだが……詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2008年刊、その後もこの問題は解決していない。ダライ・ラマは今代限りを宣言したとも聞く。
本書に記される内容の多くは「事実」なのだろうが、それに対してどう動けば良いのかの示唆がなく、もどかしい想いになるのは、この手の「告発本」に共通する特徴か。
「中国が隠し続けるチベットの真実」(扶桑社新書、ペマ・ギャルボ著)
Day171
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FreeTibet
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中国って・・・(絶句)
ショッキングな事実ばかりだった。
チベットの惨状に目をつぶる国々。
一人の人間として無力感にさいなまれる。
パンダなんて、大枚はたいて借りなくてもいいのでは? -
中国人はどう思っているんだろう?
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「日本人が知らなかったチベットの真実」と
記述がかなり被っているけど、
それだけ筆者はこの機会にチベットのことを
訴えたかったんだなぁ……。 -
中国のチベット弾圧はナチスドイツ以上の国家犯罪。本当に酷い。
チベット文化は文明に近いから、独立してもやっていけるはずだ。
むしろ独立されたら中国が困る。だから制圧しているのだろうが。。
チベットが平和になることこを心から祈る。 -
2009.07.29
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民族自決とそれを許さない中国の対立。民族紛争。