- Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594066802
感想・レビュー・書評
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みんな人でなし。さすがケッチャム。この不快感が面白い。
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ケッチャム作品に慣れてしまったのかも?
登場人物が多かったのか?
終わり方が、スッキリしなかったし…
楽しめなかった。
ケッチャム氏は、監禁が好きみたい。
それは良いのだけど。
心理描写の刺激が不足してた。
個人的に残虐さが、もっと欲しかった。
'14.07.05読書完了 -
ジャックケッチャムの小説は面白い。基地外が登場し、誰もが心の奥底に抱えるタブーを実践してしまうからだ。何故、タブーか。それは、他者の基本的な人権や尊厳を奪うからであり、尚且つ、気を許せば、人間の本能がその行為に溺れてしまうからではないか。白人が黒人を奴隷化した歴史を基地外の歴史と考えようか。では、ケッチャムの描く基地外の世界は、自らの種族の当たり前の歴史を現しただけとも読める。それがホラーとは。いや、懐古的エンターテイメントなのである。それならそれで。白人のその感覚こそが、私にとってはホラーである。
背徳的な想像をすると、頭の奥がキーンとしないかい?原始的には、人間など、皆基地外なのである。 -
映画監督との共著という体裁、さらに映画のノベライズ的な作りでもあるためか、従来のケッチャム作品に比べ、スプラッター描写がやけに派手というか即物的になった感あり。その一方で、他のケッチャム作品のような執拗なまでの人物の心理描写があっさり目になっていて、小説というよりは映画のシナリオを読んでいるような。
ま、2時間程度の映画をこのプロットでやろうとしたらこうならざるを得ないんだろうが、やや物足りなさを覚えてしまうのはケッチャム作品に慣れてしまったからなのか。
詳細はこちらに。
http://rene-tennis.blog.so-net.ne.jp/2013-05-21 -
オフシーズン
襲撃者の夜
ザウーマン -
新年1発目がこれか…<苦
帯に「カリバニズムの衝撃」ってあるけど、その通りです。
ついでに映画「ザ・ウーマン」の原作だそうですよ。
かつてだと、善良な市民がわけのわからない怪物に襲われてっていうのだったんだろうけど、最近のは被害者(?)もねじくれててむしろそれっちの方が怖い。
うん、モンスターはモンスターとしての存在理由があって、モンスターとしてそこにあるんだけど、善良な市民の顔を持ちながらその奥底にっていうのが、とことん黒くて怖かったですよ。
それも、じわっと怖い。
え、それは、そんな反応って、おかしくない? それは、違うよ、ってそういう違和感が積み重なって…。
なんで、結局そーいうことなんだってなった時は、へんなカタルシスがありましたよ。
ってこれがケッチャムの職人技なんだろうな。
うん。
ケッチャムの文体は、ブロックに比べると荒削りって感じがするんだけど、そのざらっとした感触が面白くて美味いと思います。 -
ただただ展開に身を任せながら。なぜそこまでの残虐性が発生してなぜ家族もそれを受け入れるのか、理由となる記述が無かったので疑問は残るがそんなものは本書では二の次。ただただエログロの展開に半笑いで身を任せるのが正解。
乙女にオススメは出来ません(笑)
読んだら精神やられますよ~
夜にトイレ行けなくなりますよ~
お寝しょもしちゃうか...
乙女にオススメは出来ません(笑)
読んだら精神やられますよ~
夜にトイレ行けなくなりますよ~
お寝しょもしちゃうかも
:;(∩´﹏`∩);:
それでもよければ、個人的にはエログロプラッター最高峰「オフシーズン」か完成度の高い「隣の家の少女」ですが...
悪魔も囁けないのがケッチャム作品です^^;
実は、読んでみるのなら「隣の家の少女」にしようかなぁ…と
思っていた私がいて、
でも、なかなか読みだ...
実は、読んでみるのなら「隣の家の少女」にしようかなぁ…と
思っていた私がいて、
でも、なかなか読みだせないでいました(^-^;
悪魔も囁けない、危険な作品のようですが
勇気が出たら、読んでみますね(*^^)v