- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594072544
感想・レビュー・書評
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懐かしく、中身がすごい
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なんとなく手にとったが、作者の文才のおかげで料理に興味がある人間でなくとも楽しめた。軽快な文体でさっくり読めるが、なかなかの読み応えがある。一応作者がおすすめのレシピを紹介するという体をとっているが、語られているのはレシピだけではない。読み物としても非常におもしろいので、ぜひ一読を。
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料理は愛情、というけど。この緻密さ、繊細さはまさに愛情。
レシピを作り込んで、再構成していくことや、
普遍的で誰もが作るようなレシピを、丁寧に自分流でランクアップさせてしまうというのが素晴らしい。
下処理など、参考になることがたくさん。
食への思い入れって人それぞれだけど、命に関わる根源的なことなので、こういう風に派生していくものだと改めて実感。 -
小説で言うところのアンソロジーのレシピバージョン。
そう言えばこう言うのって見たことなかったなぁ。
素晴らしい。
凄く良かった。
語り継ぎたくなるレシピってあるよね。料理好きならなおさらのこと。
そう言うレシピを集め素晴らしさを伝える本。
だからこそオリジナルレシピの方々への敬意が込められていて、読んでいて心地良い。
ただ集めてるだけではなく、この人とこの人のこう言うところが似ているとか、この人のコレとこの人のコレをあわせて…とコラボしてみたり。
著者ならではの読み解き方が面白い。
気になるレシピ本が沢山出来ちゃった。
第2弾を強く希望します。