このレシピがすごい! (扶桑社新書)

著者 :
  • 扶桑社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594072544

感想・レビュー・書評

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  • 懐かしく、中身がすごい

  • なんとなく手にとったが、作者の文才のおかげで料理に興味がある人間でなくとも楽しめた。軽快な文体でさっくり読めるが、なかなかの読み応えがある。一応作者がおすすめのレシピを紹介するという体をとっているが、語られているのはレシピだけではない。読み物としても非常におもしろいので、ぜひ一読を。

  • 料理は愛情、というけど。この緻密さ、繊細さはまさに愛情。
    レシピを作り込んで、再構成していくことや、
    普遍的で誰もが作るようなレシピを、丁寧に自分流でランクアップさせてしまうというのが素晴らしい。
    下処理など、参考になることがたくさん。
    食への思い入れって人それぞれだけど、命に関わる根源的なことなので、こういう風に派生していくものだと改めて実感。

  • 小説で言うところのアンソロジーのレシピバージョン。
    そう言えばこう言うのって見たことなかったなぁ。
    素晴らしい。
    凄く良かった。
    語り継ぎたくなるレシピってあるよね。料理好きならなおさらのこと。
    そう言うレシピを集め素晴らしさを伝える本。
    だからこそオリジナルレシピの方々への敬意が込められていて、読んでいて心地良い。
    ただ集めてるだけではなく、この人とこの人のこう言うところが似ているとか、この人のコレとこの人のコレをあわせて…とコラボしてみたり。
    著者ならではの読み解き方が面白い。
    気になるレシピ本が沢山出来ちゃった。

    第2弾を強く希望します。

著者プロフィール

1977年、神奈川県生まれ。関西大学社会学部教授。専攻は福祉社会学、家族社会学、子ども社会学。著書に『はじき出された子どもたち』(勁草書房)、『「戦争孤児」を生きる』(青弓社)、共編著に『孤児と救済のエポック』(勁草書房)など。

「2023年 『社会的養護の社会学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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