血のない殺人 下 (ハーパーBOOKS) (ハーパーBOOKS M ケ 1-4)
- ハーパーコリンズ・ジャパン (2017年2月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596550507
感想・レビュー・書評
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やっぱりなという展開でした。
犯罪小説というよりも警察小説と思って読んだほうが下巻は楽しめます。
笑う警官みたいな具合です。
ただ、地味ではなくてアメリカジョークとらも交えた会話、パパッとこなす刑事たちにはスカッとしました。
犯罪そのものよりも警察たちにスポットを当てている為に、そこは勇敢で楽しめました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ追っかけてたらそれなりに面白いのかも。
粛々と進行して終わった。 -
デッカー&リナ、シリーズ。
でもって、翻訳、間がぬけてるみたいで???となる。
なんでシンディーが結婚して妊娠してるんだよぉ。
も、前後してもどうでもいいから、とにかく全部翻訳出してほしいです。
でもって、ジョナサン・ケラーマンのアレックスシリーズも、出してください。切実。
と、一通り愚痴っておいて…。
古い知り合いの人妻に会うことを頼まれたデッカー。その後、彼女は失踪する。そして、つるされた身元不明の女性の遺体が発見される。
事件の交錯が、リアルですごい。
読んでるほうは、こうなんだろうなって思って読んでるけど、現場はそうじゃないし、実際には同時にもっとたくさんのことを手掛けているのだろう。ご苦労さまですm(__)m
人妻には息子が一人いて、成り行きでデッカーの家にくることになる。
ピアノの天才の彼は、14歳とは思えない冷静さで現実に対処しているのだが、その冷静さがなんか切ない。切ないところを、デッカー夫妻の娘、ハンナを通して描かれるからさらに切ない。
もともと、複雑は家だったのに、さらに複雑になってって思うけれど、家族は血のつながりがすべてではないというむしろ基本に立ち返ろうとする物語なのだろうか。
事件は意外な展開で終わる。
結構肩透かし。
まぁ、それもこのシリーズらしいといえばそうなのだろう。
にしても、このシリーズらしく食べ物がおそろしく美味しいそうだったよ。
デッカーの還暦祝いのパーティ料理が素敵。
ってことで、読むときは空腹に注意ww -
献本でブクログさんに頂きました。ありがとうございます。
そうして結論は、思い切ったなという感想。
いわゆる新たな手法か?!と唸りました。これは意見が分かれそう。個人的にも「そ、そう…」としかいえない結論に。
長く続いたシリーズだったそうですが私はこの作品で初めて知った。他のも、機会があれば読んでみよう。 -
読んでみたい種類にピッタリ!