公爵と乙女の秘密 (ハーレクイン文庫) (ハーレクイン文庫 296)
- ハーレクイン (2010年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (542ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596932969
感想・レビュー・書評
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内容(「BOOK」データベースより)
貴族令嬢のキャットは義理の従兄の後ろ暗い秘密を知ってしまい、追われていたところを通りすがりの紳士ランサムに救われる。彼は明日、西インド諸島へ向けて船を出すという。誰にも知られず従兄から逃げる必要があった彼女は密かに一計を案じ、髪を切って少年に扮すると船室係としてその船に潜りこんだ。洋上、ランサムの勇姿を見るうちいつしか恋心が芽生えるが、正体を偽る自分に彼を愛する資格はないと、気持ちを隠し続ける。だが航海最後の日、抑えていた想いがあふれ、キャットは彼に口づけすると、足早に船を去った―のちに思わぬ再会をするとも知らずに。
久しぶりのデボラ・シモンズ。
この人の書く作品の雰囲気大好き。
このストーリーも1歩間違えばえ?ってなるものだけれど展開がテンポよくて引き込まれてしまう。
最後バッドの件涙しました。
これもスピンオフありそうだなぁ。探してみなきゃ。
Heart's Masquerqde by Deborah Simmons詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
従兄に命を狙われ逃亡 航海するため男装というよりも小僧(少年船室係)に変身したヒロイン。船の持ち主で小僧の雇い主のヒーロー。
小僧ヒロインの無謀さや度胸の良さは素晴らしいのである。船乗り達もまさか小僧が女性だとは気がつかない。そして目的地についた小僧はヒーローにキスして逃亡。唖然呆然自失のヒーロー。
ヒロインとの再会に ヒーローは全然気がつきゃしない。
波瀾万丈なヒロインに知らぬうちに惹かれていくヒーローなのだが
そんな2人の前にヒーローを付け狙う変態男が登場するんだが こいつがキモイんだよー。恨む理由が自分を拒んだから?変態め。
彼女の守護者となりパートナーとなって 愛情たっぷりヒロインを可愛がっているヒーローなのだった。心配はつきませんのだ。
シモンズはお気に入り。