シェルパ斉藤の世界10大トレイル紀行 The World's Best 10 Trails

著者 :
  • 山と渓谷社
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本棚登録 : 67
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635241120

作品紹介・あらすじ

特別なスキルも体力もたくさんのお金もいらない。少しの勇気と好奇心があれば、自分の足で世界を歩ける。バックパッカーの天国を巡る旅。

感想・レビュー・書評

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  • 自分も歩いたトレイルのいくつかが紹介されていて、懐かしく思えた。旅に出たくなる。
    この人の文章はなんだか時に持論をまくしたてるような感じでたまたま出会ったハイカーへの批判あるいは自分は気に入らなかった、みたいなのがあったりするが、本書はそれが少なくて、まぁ素直に読めてよかった。写真もすごく多くて、なかなか良いです。

  • 読んだら、行きたい。でも、まだ、何処も行けてない。あーいつ行けるのか?これ、罪作りな本。これ手にする者は、アウトドア大好き人間だろうけど、このスケールだと行きづらい。でもいつか行くぞ〜。未知の場所教えてくれて感謝です。ここ行ったモンねーって言ってやる。

  • アンナプルナ・サーキット ネパール127km13days
    オートルート フランス、スイス171km16days
    インカトレイル ペルー34km4days
    ミルフォードトラック ニュージーランド54km4days
    トーレス・デルパイネ・サーキット チリ76km5ydays
    シミエン・トレイル エチオピア144km8days
    アパラチアン・トレイル アメリカ160km8days
    クングスレーデン スウェーデン110km46h
    ウエストハイランド・ウェイ スコットランド152km7days
    グレートオーシャン・ウォーク オーストラリア91km5days

  • 1

  • シェルパ斉藤さんの紀行文は、ビーパルの連載で楽しみに読んでいました。そのシェルパ斉藤さんが、世界の10大トレイルを歩いた記録です。ただのガイドブックではなく、漠然とした旅行記でもない、シェルパさんのいつもの紀行文は、実際に出かける人にも、また、家を出られなくて空想だけで旅行する旅人にもお勧めします。

  • そろそろ海外のトレイルも歩いてみたいなぁと漠然と思っていたので図書館で借りたみた。この人の文章はあんまり好きじゃないんだけど、海外のトレイルを歩くのはどんな感じなのか、雰囲気が伝わってきて良い参考になった。

  • シェルパ斉藤が歩いた世界のトレイルの旅。
    また面白い世界を見つけてしまった。まずは日本からはじめたい。

  • 旅には、その人の人柄が出る。
    その人にしかできない旅、それが旅である。
    自分だけの旅を見つけようと思う。

    「自分の持てる力を最大限活かして、自分のことを誰も知らない未知の世界へ、素の旅人として足を踏み出していく。そしてその旅をこれからもずっと継続していく。
    それはおしいさんになるまでバックパッカーを続けるために必要不可欠な条件だと思う。」(p225より)

  • 必要最低限の荷物を背負って、自らの足で知らない土地を歩き続けるというのは、憧れの旅のスタイルですねぇ。旅人、放浪者、ボヘミアン、風来坊、漂泊者、無宿者、異邦人などなど、男のロマンを掻き立てられる言葉が次々浮かんできます。もちろん、女性のバックパッカーもたくさんいらっしゃいますが。
    本書は日本のバックパッカーの第一人者である著者が、世界のトレッキングコースの中からベスト10を選んで紹介してくださったものです。どこも美しく、おもしろそうなコースばかりでしたが、なかでも特に興味を惹かれたのがアパラチアン・トレイルでした。
    アパラチアン・トレイルは、アメリカ合衆国東部をアパラチア山脈に沿って南北に貫く自然道で、ジョージア州からメイン州にかけて14州にまたがる全長約3,500Kmのコースです。毎日20Km歩いても、約半年かかる計算になりますネ。
    掲載された写真を見ているだけでも旅心を刺激されますよ。でも、このようなロングトレイルを海外に求めなければならないなんて、つくづく寂しい気がします。

  • 40代になり、幸せで平穏な生活を送っていた著者は、再び旅に燃えるべく、世界10大トレイルのバックパック旅に出た。ペンネームの由来であるネパールから始まり、学生時代に旅をしたオーストラリアまで、出かけたくなったら行く、というスタンスで10年がかりとなった旅の記録。
    スコットランドのトレイルを歩くおじいさんと孫娘の後ろ姿の写真(P224)がいい。

    --P9--
    自分の足で汗を滴らせながら全力で前に進む旅をしたい…。
    ----
    --P254--
    あなたも旅に出てもらいたい。自己判断と自己責任で行動できる、大人の旅人として世界へ羽ばたいてもらいたい。
    誰にでもできるけど、あなたにしか体験できないドラマが旅先で待っている。
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著者プロフィール

1961年、長野県生まれ。紀行作家であり、地球を歩いて旅するバックパッカー。歩く旅以外にもヒッチハイク、耕うん機の日本縦断、犬連れ旅など、型にはまらない自由な旅を40 年以上続けて、シェルパ斉藤の名で紀行文を執筆。踏破した国内外のトレイルは60 本以上、泊まった山小屋は160 軒以上、テント泊は1000 回に及ぶ。1995 年に八ヶ岳南麓に移住し、セルフビルドした家に暮らす。
『シェルパ斉藤の行きあたりばっ旅1 ~ 5』(小学館文庫)、『犬連れバックパッカー』(新潮文庫)、『東方見便録』(文春文庫)、『シェルパ斉藤の遊歩見聞録』(小学館)、『シェルパ斉藤の親子旅20 年物語』(産業編集センター)など、著作は30冊を超える。

「2023年 『あのとき僕は シェルパ斉藤の青春記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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