- Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
- / ISBN・EAN: 9784652077146
作品紹介・あらすじ
おばあさんは魔女として連れていかれた。裸で歩かされ、水に沈められたあげく、首くくりにされた。次はわたしだ…。アメリカで発見された古びたキルトに、一枚一枚縫いこまれた謎の日記。そこには、十七世紀イギリスの魔女狩りを逃れ、新大陸に渡った娘の、驚くべき軌跡が綴られていた…。
感想・レビュー・書評
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最初に Witch Child を 読んだのですが
内容が 魔女狩りから 始まって
その魔女と言われた人のお孫さんが 逃げるお話でした。
当時は 薬草を使って病気を治したりする人や
違う習慣や 宗教の人を
疫病などが流行ったり 何か合った時に
魔女として つるし上げていた。
見えない恐怖に戦うには 何か象徴的なものが欲しかったのだと思うけど
この主人公の おばあさまは 魔女??って 思っちゃうような内容で
読み終わって 主人公が逃げ切れたのかなぁって 想っていたのですけど、
もしかして これは ノンフィクションかしら?と 調べてみたら
小説だったんですけどね。。
更に 2 があったのです。(笑)
普通 次がある時は 1 とかって 表示したり 上とか、、、
何も書いてなかったので 読み切りと思っていて
2があると わかっても まぁ これでいいじゃんと思いつつも2に 手を出しました。
2は 同じ邦題がついていたけど
Sorceress という タイトルだった。
内容は 最初と違ってかなり 小説っぽくなっていた。
逃げた主人公のその後の 内容でしたが
歴史的な 情報を 絡めて(もちろんフィクションの中で) の
その後のストーリーでした。
witch の 方で 投げかけていた 内容の終わりもはっきりさせていて
うまく まとめてありました。
当時の魔女狩りや インディアンとの 争いなどについて描かれていたので 小説ですが なんとなく 歴史を学べたような気がしました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
荒川図書館図書館員の太鼓ボンで興味。
一度、図書館で借りたけれどそのままかえした覚えが… -
イギリスで魔女裁判にかけられた祖母。その魔女の血を引く娘が清教徒に混ざってアメリカへ。無事、逃げおおせるのか、魔女の力はあるのか。
魔女といっても、薬草や医療に詳しく霊感があるという程度なのだが、そういった人々をキリスト教に対する異端と見なして追い詰めて行くやり口がすごい。 -
臨場感ある日記文学。最後は文が途中で途切れて終わるなど、読み終えたときの余韻が非常に大きい。心に残るものが多いので、個人的にはそこが好き。
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スピアーズの『からすが池の魔女』『ビーバー族の少年』と時代、場所の設定が近い。
魔女として処刑された祖母と同じ運命をたどらないよう、清教徒に紛れてアメリカに渡るも、追い詰められていく少女の姿を描く。
短くてたたみかけるような文章で、一章も短くて、なんだかセサミストリートやハリウッド映画みたい。あまり考えなくてもどんどん進んでいく感じ。はらはらするシーンがしょっちゅうあって飽きない。手の込んだ描写や、堅苦しい説明一切なし。
悪くはないけどさ、これは文学なのかな。映画のノベライズって感じ。
日頃本を読まない若者には面白いのかもしれないが。
スピアーズの作品には感銘を受け、アメリカ開拓史にも興味を持ったが、これは下世話な好奇心を煽るだけ。ディズニー映画みたいに善悪がとことん分かりやすくて、何の味わいもない。(ディズニーアニメは悪役は悪い顔してて間違えようがないよね。)人ってそう簡単に善悪に割り切れるものではないんだけど。続編もあるらしいが、特に読みたい気持にはならない。
ぜひスピアーズを読んで!!ずっといいから!!と声を大にして言いたい。 -
好き嫌いがはっきりと出やすい内容かなと思った
個人的には続編も読みたい -
一巻。
イギリスで祖母が魔女狩りにあい、アメリカに逃げる主人公。
淡々と書かれた良い日本語訳と、オタク気質の作者が書いたリアリティで
ノンフィクションのよう。
かなり面白くて夢中で読んだ! -
魔女狩り怖いです・・・
でも実話ですもんね・・・
とっても引き込まれました☆ -
魔女裁判なんてばかばかしい、心が脆く弱い人々の集団心理だ、と思いたくなるけれど、私たちは覚えておくべきだと思う。行使する力の形は違うかもしれないけれど、現代人の方が昔の人より心が強くなったなんてことは、たぶんない。
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魔女狩り。当時の自体を物語った本だと思います。ぞっとする場面もありました。