叶恭子の知のジュエリー12ヵ月 (よりみちパン!セ 37)

著者 :
  • 理論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784652078372

作品紹介・あらすじ

あせらずに、まず、身につけましょう。純度の高い、知性のテクニークを。全人類の「姉」叶恭子が贈る12ヵ月レッスン。思春期の女子の悩みにもお答え。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りて読んでからティーン向けの本だと知ったけど、年代を問わず自分を大切にするための心構えを学ぶのに大変役に立つ内容です。テレビで目にする恭子さんの浮世離れしたファッションからは想像も付かない程地についた堅実なアドバイスも多く、調べたら本が出版された当時恭子さんは40代半ばですが、柔軟でエレガントな思考が出来るのは、やはり結婚していないからこそだと思いました。
    相談コーナーでの10代のお嬢さんへの回答が丁寧で、年少の相手に対する敬意が感じられました。10代だと養親や先生等から上から注意されたりアドバイスされることが多いと思うので、こういう本から学んで自分自身を作り上げて欲しいです。

  • 品がある。強くて安心する恭子さんの言葉。
    名言が詰まってます。ティーンの相談事に答える恭子さんの正しさと丁寧さ。素敵。

  • 10代向けだった。名言集は私には向いてないのでいまいち。

  • 『あなたの心にファビュラスな魔法を』と同じ内容のものがけっこうあったのが少し残念でした。それでも、ハッとさせられるところがありました。

  • 大人の女性に是非読んでほしい。
    ジュニア向けの本だけど。
    生き方を前向きにしてくれる言葉がたくさん載っていました。
    孤独は豊かなもの。他人のことを気にせず、自分と対話することができるから。
    幸せは他人からもらうものではなく、日々の選択をする延長線上にある。自分の幸福と不幸は絶対値ではなく、日々の更新から不等号が変わる。
    叶恭子さんは、きっとかなり沢山の人と出会い、都度出会いに対して思考して別れ、躊躇せずにまた新しい出会いに飛び込んでいらっしゃる方のように感じました。

    私は女子高を中退した過去を持つ、筋金入りの群れない人なので、自分の過去を少し肯定してもらえた気持ちになりました。
    結論。やっぱり孤独は豊かだ。

    叶恭子さんの発信に感謝します。

  • 叶恭子さんの名言集。日本語がうつくしい。

  • 言葉は誠実で最適化されているんだけど、フォントなど版や装丁がしんどい……

  • 西洋哲学に分類されててわろた

    めちゃくちゃな人だ
    面白い
    ボーイズ達と愛のあるハピネスなメイクラブをしましょう
    わたくしがいちばん!ファビュラーーース!

    茶化すようだけど、言葉遣いは本当に美しい
    芸能人としてプロフェッショナル
    ゆうこりんはこりん星をやめたけど、叶恭子は叶恭子であり続ける

    谷川俊太郎の質問への答えが面白い
    大切なもの 心
    誰が1番すき? わたくし
    何が1番いや? きれいごと
    死んだらどこへ行きますか? みな、それぞれ行くところ

  • ブレずに自分が一番好き、愛してる、大事、大切…それがすごいなと。今の私に足りないところなので思わず借りて読んだ本。
    ・何をしてもうまくいかず、気持ちがふさぐ日。
    そのような日こそ、ただシンプルに、最善を尽くして過ごすこと。うまくいっているように見える他人と自分とを比べるのではなく、落ち着いて、そのとき自分が行えるもっとも良いことを考え、実行に移しましょう。
    ・パーフェクトでないこと。
    それが人間であることの証であり、同時に、その人固有の魅力にもつながることなのです。
    ・好きなものは好き。嫌いなものは嫌い。
    どちらでもないものは、どちらでもない。
    「恋愛」については、食べ物の好みに似て、自分の気持ちに正直に、誠実に。
    そう、複雑に難しく考えることはないのです。
    ・仮に、いま恋愛に興味がなかったり、あるいは縁がなかったとしても、果物がしかるべき時が来れば熟すように、あなたにとって「恋するに適正な時期」がいずれ訪れるでしょう。
    その時期がいつなのかは、誰にも、そしてあなた自身にもわからないことですが、その時期の遅い早いを、けっして他人と比べないこと。
    ・自分自身をいつくしみ、大切にし、ひとりの時間を楽しめるということ。そんなふうであれるよう、努力しましょう。そうして生まれる余裕から、自分自身を知ることが、初めてスタートします。
    まずは自分自身が自分にとっての「最良のお友達」
    であるように心がけましょう。
    ・大切だと思うのは、本当のことを伝えてくれる存在です。感じたことを率直に言ってくれる飾らなさと、自分の価値観を押し付けない態度とを持って接してくれる存在が、わたくしの考える「友だち」
    というものです。
    ・自分を大切にするためには、他人の存在を尊重することが必要条件なのです。
    他人とちゃんとした関係を結ぶためには、また、自分を大切にあつかえていることが前提条件なのです。
    ・「なんと言われても自分は自分」というスタンスが、柔軟でしなやかであるためには、自分の中に「余裕」が必要です。自分の中で受け止めた言葉をためて、一拍おいて考える力。いらだたしさをむしろ好奇心に変換して、その言葉のありようをながめられる力が、確実に、あなたを「頼りがいのある自分」にしてくれます。

  • 私が叶恭子さんから教わった一番重要なことは、自分自身でいながら周囲の世界との調和を保つことは矛盾しないこと、自分自身でいることは自分だけでなく他の人も幸せにできる、最も良い方法だということだ。

    知性こそが自分を最も美しく飾ってくれるジュエリーだ。

    帯に「全人類の姉」と書かれている。本当にその通りだ。この本を小学校の道徳の教科書に採用してもいいんじゃないの。

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