- Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784757530546
感想・レビュー・書評
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名作だといろんな人(宮部みゆき等々)が言うので、読み始めたら、久しぶりに手強いマンガだった。手強さで言えば、萩尾望都「ポーの一族」級である。
あらすじや世界観はとうてい一言では語れないので割愛する(^_^;)。
このためだけでは無いのだが、インターネットカフェに6回ほど通ってしまった。科学と魔法、等価交換の法則によって物質を凡ゆる物に変化させるだけではなく、生命をも「賢者の石」に集約し、更にはそれを元手に世界を統べようとする試みは、実はマンガの中ではなくて、資本という運動として現実世界でも貫かれていることを、幼い読者はいつの日にか知ることがあるかもしれない。
それならば、最終巻で語られる「等価交換を否定する新しい法則」も、現実世界にはあることを、やがて読者は知ることが出来るだろう。人間という生き物が持つその不思議な「能力」のことを。それがいわゆる「価値」がこの世界で無限に増えている源泉なのだと言うことを。
いや、作者はそこまでの意図を明確に持って描いたわけでは無い。けれども、こういうマンガが成立すること自体が、既に「等価交換」を否定していると思うのは、私だけだろうか。
2014年10月16日読了詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読了
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シリーズ全体を通して、主人公兄弟の成長という面で、うまく描かれている作品だと思います。
「錬金術」という”特殊技能”の有無ではなく、人の命そのもの一つひとつに価値がある、ということがメッセージとしてしっかりと伝わってきます。
それぞれの役柄、とくに「悪役」がなぜそのような行動を選択したのか、という動機も(彼らなりの)理論がしっかりとしているように思いましたし、戦闘シーンは、軍同士の戦いも、個人同士の戦いも「どのような技を用いて、どのように動いているのか」が細かく丁寧に描写されている印象でした。
そのあたり、昨今の人気作よりも作品の作り込みがしっかりしているように思います。 -
大団円に関する呼吸とかはこんな感じ。
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ついに最終巻。
果たして戦いに決着はつくのか?真理とは?
1巻と同じセリフが出てくる他、
また読み返したくなるポイントが随所に見られる。
フラグもきっちり回収しているし~♪
そうそうエドとウインリィの身長差も(^^;
そして後日談も。
国の未来、人々の未来に希望が持てる内容でもありました。
たぶん、この一冊のおかげで全巻捨てられないよ。
それだけ感動しちゃったというコト! -
1-27巻まで無駄がない。
ジャンプの漫画みたいに無理やり引き伸ばさずら人気のまま綺麗に集結した作品。
大佐が好き。
ホークアイ中佐も好き。
敵役だけどブラッドレイもかっこいい。
なぜいまさらレビューを書いたのかというと、金髪ロン毛エドをジャニーズの子がやるの、ないやろ…ない…と打ち震え。 -
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初めまして~レビューを見てなるほどと思ってしまいました^^
アルが最初に触った人で、ホーエンハイムは二人の息子に触れられたという、さりげな...初めまして~レビューを見てなるほどと思ってしまいました^^
アルが最初に触った人で、ホーエンハイムは二人の息子に触れられたという、さりげない感動を教えてくださって有難うございます。2010/12/24
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お疲れ様です!これからも頑張って歩いて行ってください!
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ちょっとウルッときた
最終話まできれいに終わった稀有な漫画では