れんげ荘

著者 :
  • 角川春樹事務所
3.50
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758411356

感想・レビュー・書評

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  • 独身、女、一人暮らし、無職。そんなキーワードから始まる本です。人間その気になればどんな場所でも生きていけるかもしれないなー、と思いました。文体も風景もなんとなく落ち着きます。

  • ほっこり
    もりまりって誰?

  • なんだかとってもためになりそうな本

    これは・・・読む価値あり。
    8ケタの貯金や、隣に住む人から学ぶ健康被害など・・・
    実際に一人暮らし(ただし無職)で生活した場合が飾らずに書かれている。
    人はもともとこういう暮らしをしていたはずなのにな・・・と読みながら思った。

    p27 月10万の生活費を貯金から下ろして使う・・・
    33 心理状態を分析したくなった
    57森茉莉 贅沢貧乏
    76日々の句読点みたいなものになっていた。

  • ある意味、裏切られる終わり方。「え、終わり?」という…一人暮らしを始めた女性の徒然なる日々。一切の恋もなく、ほとんど事件もなく。好きではあるけど、もう少し、何か欲しいなぁ。

  • 2011 4/7

  • これって諸行無常にはたどり着かないけど、ひとりの女性が日常のささやかな変化を感じつつ、いらつきつつ、どうなっていくのか?不思議な読後感。

  • 45歳、独身のキョウコが母親から独立する為に会社を辞め、貯金を切り崩して小さく古いアパート『れんげ荘』での生活を描いた作品。近所の目ばかりを気にしすぎているこんな母親だったらものすごく嫌だろうなぁ。でも、キョウコの住んでいるれんげ荘はアパートなのにしっかりと住民同士の交流がある。なんだか読んでいてほのぼのとした。最後には小さなれんげ荘ファンも出来てあたたかい気持ちになれた1冊。

  • 日々の忙しい生活を捨ててのんびりした生活を送りたいと思う人は沢山いるはず。でもいざそういう生活をしてみると、それもまた色々悩んでしまう。そういうのわかるかもと共感しました。結局は内面の問題なんだなぁ

  • 私がもし実家住まいの独身でバリバリ働いていたら、キョウコと同じような事を考えたかも知れない。
    物や情報、お金に追われた毎日を生きているとキョウコのような生き方がとても新鮮に見えてしまいますね。
    れんげ荘に住まう様々な個性を持った住人もそれぞれに良い味を出していて、とても楽しめました。

  • キャリア街道からドロップアウトした40代女性が倹約無職生活を送るという、
    私の大好きな生活描写が期待できそうな設定だったのですが。

    個人的には、物足りませんでした。
    季節が巡るのが速すぎて、生活の様子が
    記録映像のように淡々と端折られてしまっているあたりが。

    物語上、そこまで急いで時計を進めるほど
    ドラマチックな展開になるわけでもないのになあ。

    「記録」に終始した作品、という印象です。
    あと、お母様の言動にいちいちイライラしてしまう。


    ★は2.5つ。

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著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2023年 『老いとお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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