- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784758432757
感想・レビュー・書評
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古本屋で出会えたので、その日のうちに読みました。
(出版の順番がわからないので、ウィキペディアで確認しながら、本を探しています。)
蓬莱・イコンより前の話し運び---安積班内の人間関係を中心に物語が進みます。
TV版とは違う、プライベートに影を持ち、上司としての立場に悩む、本来(?)の安積さんがいました。
ストーリー自体はバブル崩壊直後のこともあり、少し古臭い印象がありますが、展開はスピーディーで読んでいてストレスを感じさせません。
ただ、村雨と野田への心境の場面になると、少しくどさと停滞感を感じました。
そこだけがおしい!
一度だけ、最近の安積班を読んだときは、部下への心情ももっとスカッとしたものだったので、どこかで班長の心境がかわるかもしれません。
そういえば今回も、家族への心持は上向きに変化しているよう気がしました。
部下への視線もより暖かくなった彼に早く会いたいです。
次巻も期待します。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
銀行員がオヤジ狩りされる。
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20120512
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どれも面白い
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東京・渋谷で銀行員が少年数人に襲われ、金を奪われる事件が起きた。新設されて間もない神南署の安積警部補たちは、男の訴えにより捜査を開始した。だが、数日後、銀行員は告訴を取り下げてしまう。一体何があったのか?そして今度は複数の少年が何者かに襲われる事件が…。二つの事件を不審に感じた刑事たちが、巧妙に仕組まれた犯罪に立ち向う!ベイエリア分署シリーズの続編、待望の文庫化。 (「BOOK」データベースより)
出来心でものぞきはダメですね。
そのせいでとんでもないことに巻き込まれてしまう。
まあ、それも仕組まれたことだったわけですけど。
疑われた青年が、変わっていくのがうれしかった。
厳しさの中に愛があるのが、安積班なのです。 -
『蓬莱』『イコン』ほどは面白くないなぁ。 この山崎には全然共感できないな