オトナの片思い (ハルキ文庫 い 12-1)

  • 角川春樹事務所
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感想 : 67
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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758434072

感想・レビュー・書評

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  • やっぱり、角田光代は秀逸。
    大崎知仁、知らなかったけどよかった。
    あと、喫茶店でパートする話。

    3.5とか3.8にしたいんだけど、3か4しかないのがもどかしい。4にならない理由は、設定が被りすぎてて後半飽きてきちゃったから。

  • 色んな作家さんの作品を手軽に読んでみたいと思って買った一冊。

    どれもこれも何となくスッキリしない終わり方なのだが、最後まで読んで見て、ふと表紙をみたら「オトナの片思い」だった事に気づいた。

    「片思い」だからスッキリしなかったのか・・・。

    その中でも気に入ったのが「からし」と「Enak!」。
    とくに「Enak!」は好き。

  • 石田、三崎ファンとしては、二人の作品が入った短編集を読むことができサイコーです。

  • 11人の作家による短編集。
    いままで知らなかった作家を手軽に読めるのが良いです。
    (石田衣良さんと角田光代さん以外は初めて読みました)

    栗田有起「リリー」はテンポが良くて楽しかった。
    大崎知仁「ゆっくりさよなら」は男の駄目な部分が出ている。
    橋本紡「鋳物の鍋」も悪くない。
    佐藤正午「真心」渋みがある。
    角田光代「わか葉の恋」今作に限らず、角田さんの作品はどれもしっかり読ませてくれる安心感があります。

    短編で作品の出来不出来による物足りなさはありますが、それぞれの作家さんの個性を楽しむことができました。

  • 井上荒野さんと角田光代さんが好きで手にとりました。
    とても豪華なオトナのアンソロジー。

  • いやぁ……

    これ、今読みおわったとこなんだけど、

    一言で言うと、

    女々しい!


    どいつもこいつも、

    オトナのくせに愛だの恋だの!何なの!


    って言いたくなる。


    けど、その本にキュンキュンして★5つけてる私が一番残念と思う〜(;_;)


    オトナの片思いって切ないね(;_;)やばい…泣いちゃうょ(;_;)


    けど自分を振り返れば
    毎晩ベッドの中でこんな恋愛短編集読んで切なくなって、それに満足して1人で寝るなんて…。
    自分のことながら残念すぎて居たたまれない…。


    あぁ、残念だ。

    残念だ。


    良かった話は、
    三崎亜記のと、
    大崎知仁のかなぁ…。
    この人たちの他の本も読んでみよう。

  • 何だかオトナ過ぎて?!
    んー。。。
    そっかぁ。。。
    そうなのかぁ。。。
    そうなんだぁ。。。
    そうなの?
    って思ってるうちに全部読み終わってしまいました(;^_^A

  • 著者名の羅列を見るだけでワクワクしたので購入(笑)


    片思い、ではあるけれど……ズキズキするような感じは少なくて、むしろあったかい。

  • オトナの恋。
    それは切なく苦くときには甘く。
    心も体も求めていても、
    うまく言葉にできなくて。

  • 読んだ期間*2010年4月13日〜4月19日

    “顔を合わせるのはほんの短い時間で、たいした言葉も交わさないけど、会うたびに、この人は本物だっていう確信が深まっていくの”

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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