オトナの片思い (ハルキ文庫 い 12-1)

  • 角川春樹事務所
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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758434072

感想・レビュー・書評

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  • 切なさ満載。たまらない。

  • 珍しく恋愛ものを読んだ。叶うことのない大人の恋。さらりとよめてなんだか心地よい本でした。

  • 人気作家による11つの短編集。
    年齢的にもちょうどいい時期に読んだかも。

    「大人になったんだなぁ」と心底実感するのが、
    近所の定食屋でひとり「おろしカツ定食」を食べるとき、
    というくだりに妙に納得。


    <全11編の作者とタイトル>
    ○石田衣良「フィンガーボウル」
    ○栗田有起「リリー」
    ○伊藤たかみ「からし」
    ○山田あかね「やさしい背中」
    ○三崎亜記「Enak!」
    ○大崎知仁「ゆっくりさよなら」
    ○橋本紡「鋳物の鍋」
    ○井上荒野「他人の島」
    ○佐藤正午「真心」
    ○角田光代「わか葉の恋」


    【2009年7月26日読了】

  • 一つ一つのページ量はとても少ないのに、どうしてこんなに濃いのだろう?
    11個の片思いによって織り成す物語はどれもとてもやさしい。

    実らないほうが良い、甘美な恋

    梅雨の雨の中、自室でそんな片思いを読むのもいいと思う。

  • ありきたりな話ではあるけれど、
    学生ではないオトナになった自分には
    共感する箇所がいくつかあった。
    じんわりきます。


  • 歳をとった自分は、もう恋愛に向いてないんじゃないか。
    そんな本

  • オトナ、の恋ですね。ちょっと似たような話がいくつかあった気がするけど、それがやっぱりオトナの片思いなのかな。
    近くの定食屋で一人でご飯を食べるときが大人になったなぁと実感する、というエピソードは、なんか分かるような分からないような気がして印象に残りました。

  • ◆あらすじ◆
    眠れぬ夜に想い焦がれ、一目逢うだけで胸がふるえる。
    男と女は、いつも恋を探し続ける……
    石田衣良「フィンガーボウル」、栗田有起「リリー」、伊藤たかみ「からし」、山田あかね「やさしい背中」、三崎亜記「Enak!」、大崎知仁「ゆっくりさよなら」、橋本紡「鋳物の鍋」、井上荒野「他人の島」、佐藤正午「真心」、角田光代「わか葉の恋」の全十一編。
    いまをときめく実力派作家たちが紡ぎ出す、それぞれの「想い」のカタチ。
    贅沢な恋愛アンソロジー、待望の文庫化。

  • いまいち。

    だけど、思い返してみたら、割とよかったかも、、、と思う。

    「片思い」だからちょっと今の私の感情に合わないのかも?

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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