- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784759310962
作品紹介・あらすじ
新しい習慣は、新しい靴に似ています。最初の2、3日は、あまり履き心地がよくありません。でも、3週間くらいたつと慣れてきて、第二の皮膚のようになるでしょう。人生の質を高める意識革命!行動しなければ、なにも始まらない!小さな習慣が人をつくる。
感想・レビュー・書評
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まとまっていて、読みやすい。気持ちを切り替えさせてくれる1冊。
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今は2020年3月28日の土曜日、都内では武漢ウィルス蔓延防止策として不要不急な週末外出自粛要請が出されました。そんな時期だからこそ読みたい本です。
武漢ウィルスの怖いところは、一度陽性から陰性になってもまた陽性になる厄介な感染様式で、また同じ密閉された条件でいた人間も罹患する人としない人がいることです。一説では免疫力の強さの差と言われていますが、現時点では詳しいことはわかっていません。さて、自分は若いから大丈夫だと思って、外出自粛しない若者は、そのために免疫力の弱い家族の誰かを確実に巻き込むという想像力が働かない。自分だけがよければいいという発想方法は、この本では寂しく貧しい生き方とされています。
もちろん、そんな事例が説明されているわけではありませんが、他人の幸せを自分の幸せとする本書の趣旨からすれば当然導き出される帰結です。
本書では、101のエッセイ風な叡智の話が出てきます。どれも心に響くものですが、私は46番(視点を変える)というOヘンリーの「最後の一葉」もどきのお話が気に入りましたので、軽く紹介します。
深刻な病で入院してきた患者の横にはもう一人の重篤患者が窓際のベッドで横たわっていました。だんだんと親しくなってくると、窓際の男が窓から見える美しい景色を話して新人患者の落ち込んだ気分を晴らしてくれるのですが、彼は自分が直接見れないことに腹を立て、場所を変わってほしいとさえ思うようになってきました。ある晩、窓際の患者が激しい咳の発作で苦しみ始めますが、隣のベッドを狙っている彼は、ナースコールを押しませんでした。翌朝、窓際の男は死に、すぐさま彼は窓際に移動してほしいと頼みました。そして彼が見た窓の外は、煉瓦塀だけが見える殺風景な景色だったのです。
自分も入院患者として苦しんでいるのに、想像力を働かせて隣の彼が人生を諦めず外の世界に早く出られるようにと希望を与えた彼の行為を無償の愛、アガペーといいます。それは、他人への思いやりと想像力が無ければ決してなしえない行動です。
久しぶりに、原書で手元に置いて読んでみたいと思わせた良書です。 -
体調崩し、生活を変えて約1ヶ月たったある日、この本に吸い寄せられるように手に取りました。啓発本の活用方法は、毎日繰り返し読むこと、それから自分なりに実践することにあり、内容を暗記しても意味はないでしょう。改めて豊かな人生に向かっていく勇気を得ました。
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2016.9.21読了。
生きていく上で、何をしたらいいのかわからない時に読むと、色々な提案があって良い。ちゃんとした人生を送っている人は読まなくてもいいと思った。当然、自分には必要。 -
今すぐ実行できるシンプルで、尚且つ効果的なリスト。
簡単で楽しい方法で自分の向上がはかれます。ありきたりな、こうしなさい!や、こうあるべき!も無し◎
他人への思いやりのある著者の人柄が伺えるような文章も好き。 -
先輩に薦められて読んでみた本。
自分の中では出会ってよかったと思える一冊。
人生をよくするためのコツが101書かれていて、それぞれ簡潔に書かれているので非常にサクサク読める。
ちょっと時間が空いたときや、電車の中で読むときにいいと思う。
いいと思ったところにメモを取っていけばよりいいはず! -
新しい発見はあまりなく。
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「我が子に楽しい時間をプレゼントする。」
この本を子どもが生まれる前に読んでいたお陰で良かったと思う。
習慣を続けて価値観、そして信念になった。他にも「日誌を書く」もこれをきっかけに始めた。(まだ続いている)
ビジネス書というよりは、シスターが教会で話してくれそうな内容。でもそれが自分には心地よかった。 -
いろんな引用がありそう言った点では
面白かった。
自己啓発本であり、しかしながら
明確なアクションを起こせという感じでなく
少し哲学的な捉え方になった