行動科学を使ってできる人が育つ! 教える技術

著者 :
  • かんき出版
3.50
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本棚登録 : 2111
感想 : 183
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761267551

感想・レビュー・書評

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  • 新しいことはあまりないけど、意識を改めることはできた。

  • 基本的な内容で、具体的なシチュエーションについてはあまり記載が無いですが、あらためて、振り替える際には非常に良い本です。

  • まあまあまあ。
    もう当たり前になってきた事ばかりです。
    それをこの人が提唱してきたんでしょうけど。
    自分が出来ているか?は別の話です…

  • 初めて部下を持つ人向け

    行動科学の基本的なことがおさえられる

    コンパクトにまとまっていて実践的

    同時に心理面も学んでおいた方が、より効果的になると思う

  • 内容的にはそれほど目新しい事を書いていないと思いますが、とにかく比喩が上手い本だなあと思いました☆また、p70にあった「優秀でどんな仕事も感覚的に出来てしまうような上司は要注意」や、p43にあった「失敗談を話す事のもう一つメリット」は非常に参考になったかな~。

    ただ、新入社員の教育は基本的に若手社員がやる事が多いですが、まずは自分の事で精一杯な若手社員にこの本に書かれている正論を押し付けるのはちょっとどうかなと思ったりしました^^;。この本の内容とは関係ありませんが、ある程度全体的な視野で物事を見る必要がある中堅社員こそ新入社員を教育した方が良いんじゃないかな~。

  • 大枠は『エンジニアリング組織論への招待』を噛み砕いたような内容で、あくまでエンジニアリング組織論への招待を軸に補助的に読むのが良さそう。

    ただ単純化して最短の目的達成を目指すような考え方なので、部下の行動変容は促せられるかもしれないが、自分の価値観に合わない点もあった。
    例えば「褒める」「叱る」「評価する」など、全体的に人を自分の思い通りにコントロールする手法という印象を受けた。

  • 教えるとは相手から望ましい行動を引き出す行為。
    ①行動原理
    ②理解を上げる
    ③気をつけること

    ①人間の行動原理とは
    A先行条件→B行動→C結果→A→B、、、
    例)A暑い→B団扇であおぐ→C涼しくなる→A、、、
    やらせたい行動があるなら、結果が重要!
    ⇒褒められたという結果が大事

    なかなか結果が出ない時は、行動を褒めてあげる。


    ・指示は3つまで
    ・相手の頭にフレームをつくる
    ・わかりました!をあてにしない
    ・復唱させる
    ・成功パターンを考えさせる
    ・意義や全体像を伝える


    ・成功談ではなく失敗談
    失敗談を語ることによって、ここからでも成功できるんだという選択肢が広がる。
    ・指示は具体的に。
    具体的とはいつ誰がしても同じ結果になること。
    売上をあげる×真っ直ぐ立つ×
    ・行動をできるだけ分解し、部下ができる範囲を把握する。
    知識はチェックリスト、技術は見るポイントを決める
    ・指示の矛盾をなくす
    利益追求・顧客第一のように矛盾が起きると起こす行動は2つ。行動を辞めてしまう・歩きながら走るのようにどちらでもない中途半端な行動をする。
    ・成功体験を積ませる
    確実に100点を取れる課題を与えて成功体験として積み上げる。
    ・モチベをあげるには
    これができるようになったらどんなに素晴らしい・・・などを言うこと。

  • 教え方について基礎的な考え方を学ぶことができた。初めて後輩指導する人や、責任者になった人など基礎を学ぶ視点で言えば良かった。

    1、結果ではなく行動を見ること。
    2、行動を図る指標を作り行動を確認できるようにすること。
    3、成功体験を短いスパンで与えること。
    4、誰しもが褒められたい感情があること。

    頭で感覚的に分かっていたのかもしれないが、改めて確認するきっかけになった。
    表紙に記載のあった脳科学的な視点は特に印象に残らなかった。

  • 部下への褒めると叱るは、これから心掛けたいと思います。

  • ライフハック本的な印象。行動科学という学術分野の知見の集積なのだろうが、理論的な話がほとんどなく、「教え方のコツ」的な俗流心理学的な項目がいくつも書かれている感じ。いや、それで過不足ないといえばないのだけど、少し寂しい。ビジネス本寄りの体裁にするなら企業での成功例みたいな話を入れて欲しいし、学術本寄りの体裁にするなら理論的な話も少しは入れてもらいたい。せめて参考文献くらいは載っけてもらわないと学問としての行動科学に興味を持っても広げづらくなってしまう。
    内容としては一般企業を想定しており、とくに数値で量的に行動を評価しやすい営業職の部下に対して使いやすい内容だと思う。逆に質的に評価されやすい弁護士業で使うにはすこし捻りが必要な技法が多い。もちろん、行動を褒めるとかは直裁的に使えるが。
    営業職の人にとっては星4つでいいんじゃない?

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著者プロフィール

社団法人行動科学マネジメント研究所所長。社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事。株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長。米国行動分析学会ABAI会員。日本行動分析学会会員。日本ペンクラブ会員。日経BP主催「課長塾」講師。
アメリカのビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を基にしたマネジメント手法を日本人に適したものに独自の手法でアレンジし、「行動科学マネジメント」として展開。精神論とは一切関係なく、行動に焦点をあてた科学的で実用的なマネジメント手法は、短期間で組織の8割の「できない人」を「できる人」に変えると企業経営者や現場のリーダー層から絶大な支持を集める。これまでに指導してきた企業は1,000社以上、ビジネスパーソンはのべ30,000人以上にのぼる。

「2022年 『行動科学のビジネス手帳2023 ネイビー・見開き1週間週間レフト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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