青空のむこう

  • 求龍堂
3.73
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本棚登録 : 4726
感想 : 605
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763002112

感想・レビュー・書評

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  • サクっと読めてサクっとじわっとした。お互いを嫌っていた子の手紙、すごい良かったです。

  • 大学四年にもなって、ふとこの本好きだったの思い出した。いつ読んだか忘れちゃったけど、字を必死で書いているシーンで号泣したことだけは覚えてる。カバーがくっきりとした青空で素敵。

  • 小学生の頃、夏休みに読んだ。
    死んだ男の子が幽霊になって自分がいない日常を過ごす周囲の人を見て回る話だったと思う。
    少年は自分がいなくなって清々した人が多いと思っていたため、自分がいなくなっても誰も悲しんでいないと思い込んでいた。
    去年祖父が逝き、この本の内容を今思い出してみた。やはり死んだ人がいなくなると一度はポッカリ穴が空く。けれど穴が空いたままでは人は前に進めないので、別のなにかで穴を覆って進んでいるのだ。
    少年といつもケンカしていたハリーが一生懸命かいた作文を見るシーンで、私は確か泣いた。
    児童小説として残して逝った人と残された人を知るのにとてもわかりやすい本だったと思う。

  • 総合福祉学部1年 さななさん

    人は死んだら必ず天国に行くわけではなくやり残したこと・後悔していることをやり直すことができ、死んだ人は空からこっちの世界を見ることができる。|物語だから本当かはわからないが私はこの本を読んで、死んでしまっても上から見守ってくれていると信じることにしました。

    資料ID:W0181992
    請求記号:933.7||Sh 14
    配架場所:1F電動書架C

  • 伝え忘れたこと

  • 読むきっかけは小学校の時の読書感想文。
    当時は読書が好きではなかったので、さっと読んでテキトウに感想を書いた覚えしかない。
    英語の原書も買ったが、途中で挫折して読み切れていない。

    死んだあとのことや、生きていることについて再考させてくれる本。
    今を一生懸命生きないといけないと思った本。

    後悔先に立たず。

  • 最近、辛いことがあり死にたいと考えていました。この本を読んで自死は、絶対にダメだと思いました。しかし、いつ命の終わりが来ても後悔を残さないように身近な人を大切にしたいと思いました。

  • 泣かせてくれる
    愛がこもってる(T T)

  • 事故死した少年が死後に再度下界に降りる話。学校、仲の悪かった友人、両親、死の直前に喧嘩した姉との再会。子供向けでありながら、実によくかけている。息子が一定の年になったらぜひ読ませたい。

  • 姉とケンカしたまま事故で死んでしまった少年・ハリーが、死者の世界から生の世界へと戻り、姉に本当の気持ちを伝えにいく、というお話。
    自分がいなくなっても世界は大して変わらずに動いていることにショックを受ける一方で、時間が止まったままのような家族の様子を見てなんとか元気づけたいと思うハリー。

    私にもちょうど三つ下の弟がいるのでエギーには感情移入してしまった。
    でも、さらーっと読めすぎて物足りないというか期待外れだったかな。小さいときに読んでたら素直に感動できてたかも。

    死者を木から落ちた葉っぱに例えたのにはほぉ〜と思った!生まれ変わりは信じていないけど、葉っぱが土に還ってそこからまた新しいいのちが生まれるみたいに、死者も新しいいのちの「一部」になる、というのだったらありえそうな気がして。

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著者プロフィール

英国スコットランド北部のウィックに生まれ、現在はサマセット州に住んでいる。テレビやラジオ、映画、舞台のシナリオライターとして活躍したあと、数多くのヤングアダルト小説を執筆、ガーディアン賞にノミネートされた『スノードーム』(求龍堂)などを生みだした。映画やテレビシリーズになった作品もあり、日本では『チョコレート・アンダーグラウンド』(求龍堂)を原作としたコミックやアニメ映画が制作された。他に、『青空のむこう』、『13ヵ月と13週と13日と満月の夜』『This is the Life』(いずれも求龍堂)、『スキ・スキ・スキ!』(あかね書房)、『世界でたったひとりの子』『あの雲を追いかけて』『骨董通りの幽霊省』(いずれも竹書房)などがある。

「2017年 『ガラスの封筒と海と』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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