- Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763139375
作品紹介・あらすじ
(編集中)
感想・レビュー・書評
-
安定の面白さ。1話の長さが適度で読みやすいです。
愛犬の死に目に会えなかった女性の話が一番良かった。犬の優しさが愛おしかった。
でもこれって、過去に戻らなくても、夫が伝えていれば良かったのでは?と思ったり思わなかったり。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
温かくなる物語ばかり。
特に第三話のプロポーズの返事ができなかった女の話が個人的には好きだった。
切なくなるけれど素敵な彼だったな〜。
最後に夫ですと訂正するところも良かった。
このシリーズは本当に日々を大切にしたいと思える。 -
相変わらず素敵なお話ばかりでした。全部好きだけど、1番好きな話は3番目のプロポーズの物語でした。
よく考えたなって思いました。でもよくよく考えたら結構残酷かも。夫はもっと死ぬのが嫌になりそうだな。
最後のお父さんの話も胸が締め付けられる話でした。
過去は変えられないけれど、物は持ってこれるのかと新発見!あと記憶も残るらしい。あれがあったら、残された人達の生きていく糧になるのかもしれない。
今回も後悔のないように、周りの人達を大切にしよって改めて思わせてくれるそんなお話でした。
でも電車の中で読んだのは間違いだったかも。泣きそうになった、あぶない。笑 -
もう4冊目なんですね。
読みやすくて、展開も同じなのにどれも泣けます。
未来は変えられなくても過去に戻ることに意味がある話で、どの登場人物も良い人過ぎました。とても温かいです。
-
これでシリーズの最後。
お店に来たお客さんがそれぞれが会いたい人との話が書かれているけれども、気になるのは幽霊になった女性と娘である店員との過去。
娘である店員の彼女は幽霊となった母親のそばで働きながら何を思うのか。
個人的には犬を飼っているので犬との再会の話が1番心に残った。犬と暮らす人には必ずくるその日を思うと登場人物の思いがよく分かる。 -
泣いてしまうとわかっていながら読まずにはいられない。
とても残酷で優しいお話だと思う。
なぜなら過去に戻っても起こってしまったことは変わらない。でも思いを伝えることはできる。
「自分だったら、、」と毎回考える。 -
「コーヒーが冷めないうちに」のシリーズ。
今回は、さよならも言えないうちにのタイトルどうりの4話。
これが最期になるとは、思ってもいないうちに相手がいなくなってしまう。
それが大切に思う相手ならなおさらだけど…。
あとになって後悔、辛い思いをしてしまう。
元には戻れないけれど、伝えたい切実な思い。
第四話の「父を追い返してしまった娘の話」は、娘の父を邪険にする気持ちもわかるが、父の娘を想う愛しさが不器用だからこそ伝わらずにとても切なくなってしまった。
なかなか素直になれない娘と愛情表現の下手な父。
このままでいいはずはない…。
伝えたい思いをコーヒーが冷めるまでに。
-
やっと読み終わりました。シリーズ前作同様、4本仕立てのストーリー。
展開が想像の域を超えないので、良く言えば読みやすく、悪く言えば面白みに欠ける作品。
舞台や映画にして多少色付けすればまだ良いのかもしれませんが、書籍にしなくてもいいかなあ…と思います。 -
シリーズ4作目。
誰でも「最期」はあるのに、その時が急にくるとは思わない。
過去に戻って現実が変わらないとしても、「その時」をやり直したいという気持ちはよくわかる。
今作で、過去の記憶の変化は起こることがわかったので、それなら尚更。
自分のあれこれを思い出しながら読んだ。