Webエンジニアのための データベース技術[実践]入門 (Software Design plus)

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  • 技術評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774150208

感想・レビュー・書評

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  • MySQL をベースにしている部分が多いですが、概念自体は他のDBを使っている場合でもそんなに違いはないはずなので、他のDBを使っている人にもおすすめです。

    「Webエンジニアのための」とのタイトルだし、一応対象はWebエンジニアなのだと思われますが、業務アプリ作っている僕にとっても有用でした。

    「入門」というタイトルの割には、ちょっと高度かな?という気もしなくもないのですが、ただこの内容をマスターしただけでは実際の運用はできないわけで、やっぱり「入門」なのかな、と思います。(たとえば、バックアップのやり方を何通り知っていようとも、実際のプロジェクトで適用してそのプロジェクトなりのベストプラクティスを作らないと意味ないでしょう?そういうことです)。

    各トピックは高度な内容にふれつつもバランスよくまとまっているので、ここに書いてあることを出発点にして色々出来るようにしたいですねー。

    amazon のレビューとかみてると、なぜか評価があんまり高くない(平均3)のですが、何故なんでしょうね?初心者が「初心者用の入門書」と勘違いしてるのかなー?

    MySQL の DBA してる人は必読、それ以外のDBA やアプリケーション開発者も読んでおいた方がよい、くらいの良書だと思います。

  • とっても良書。

  • 松信さんの書籍は、以前にも数冊読んだことがあるけど、経験則からくる実践的な内容ですばらしく実用的だ。じTTIPSだけではなく、アーキテクチャやモデリングまで解説されているので、DB技術全般の入門書としてもすごくいい。


    蛇足だけど、NoSQLDBの解説が素晴らしく、一般的な入門書よりも、これを読んだ方がわかりやすい。

  • 和書の中ではかなり良き

  • 会社の読書会で読んだ。
    図もそこそこあるし、SQL文の例もあるので、じっくり読むと良さそう。
    ただ、他の簡単なSQLの本とか読んで、SQLの書き方とかをサクッと学んだ後のほうが意味がより分かるようになるから、そうした方がいいかもしれない。

  • 非常に面白かった。

    全体的にデータベースに関する知識をまんべんなく網羅しているせいか、深堀りした内容までに踏み込んでいないものの、復習としては非常に良い内容だった。

    インデックスの仕組みとか改めて、勉強になったし、レプリケーションなど種類やメリット、デメリットなども簡潔にまとめられていて、勉強になった。

    6時間くらいあれば読めるので、軽く復習したい人にはオススメです。

  • DB入門本。関係モデルからSQL文の書き方、可用性、トランザクション、パフォーマンス、更にNoSQLまで網羅。第7章以降の内容は他書にもあまり載ってないと思う。個々の深い内容よりも全体像を把握したい人向け。雑誌の連載記事の再編集なので各章のボリュームが均一で読み進めやすいのも地味に嬉しい。

  • MySQLのエバンジェリストである松信さんの著書。
    本書はMySQLの本ではなく、一般的になぜデータベースが必要であるかを平易に解説した本であり、エンジニアはもちろんのこと、そうではない人間が読んでも理解ができるようになるという優れものだった。
    ちなみに、コードの例はMySQLのものである。

    目次
    ■第1章  データベースがないと何が困るのか
    ■第2章  インデックスで高速アクセスを実現する
    ■第3章  テーブル設計とリレーション
    ■第4章  SQL文の特徴とその使いこなし方
    ■第5章  可用性とデータの複製
    ■第6章  トランザクションと整合性・耐障害性
    ■第7章  ストレージ技術の変遷とデータベースへの影響
    ■第8章  データベース運用技術の勘どころ
    ■第9章  MySQLに学ぶデータベース管理
    ■第10章 MySQLのソースコードを追ってみよう
    ■第11章 データベース技術の現在と未来
    ■第12章 ビッグデータ時代のデータベース設計

    大量のデータをさばき、処理をすることに重きを置かれがちではあるが、安定的に運用を行うための目からうろこの内容がたくさん詰まった内容であると思う。

    すでにDeNAから離れているが、次のMobageを支える技術もぜひ読みたいと思う。

  • データベースの仕組みとか、使い方とか、データベース何それ?という人よりも、データベースってどうやってできてて、どこが難しいかを学ぶことができる本だと思う。
    加えて、最近話題のNoSQLとかについても触れてあって、カバー率が高いと思う。

    これに加えて、データ構造の実装(B-Tree)とか、高速なインデックスを行うためにはなどが網羅されていると完璧だと思った。

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