仕事の問題地図 ~「で、どこから変える?」進捗しない、ムリ・ムダだらけの働き方

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  • 技術評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774187747

感想・レビュー・書評

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  • うちの職場にぴったりすぎて興味深い。
    インシデント管理は参考にしたい。
    意見を言わないはまさにぴったりかなぁ。
    反省は
    もっと衝突対立をさけているところはたしかにある。また忙しさのせいにして反省、失敗の共有が少ない。人間らしくなんでも言える職場にしていくしかない。

  • なぜ仕事のムダが生まれるのか?
    それには様々な原因があるが、それを一つずつ例示しているので、分かりやすい。
    サラリーマンならば、必ず思い当たる節があるはずだ。
    しかしこの手の本って、昔からあったのでは?
    (読みやすいという意味ではこの本は画期的かもしれないが)
    これだけ問題点が体系化されているにも関わらず、いまだに解決がなされない。
    問題は明確なのに、カイゼン方法が明確ではないところが、「風土」「雰囲気」など、簡単には解決ができない根が深い部分なのだと思う。
    やはり思うのは「リーダーの資質」。
    「これはダメ」とハッキリ言える人は本当に少ない。
    本人は意識しなくても「責任取りたくない」という防衛本能が瞬時に働くのだろう。
    それを証拠に「あ、オレ今、明確にダメを言わなかった」という反省がない。
    これも防衛本能のなせる業で「気が付かない」ことで、自分の責任を回避しているのだ。
    (なにせ「気が付かなかったのだから、しょうがない」で済むわけだ)
    あれこれ分析する前に「ダメなものはダメ」ときちんと言える大人を育てることが大事と思う。
    リーダーの前に「人間力」。
    今だからこそ、きちんとした大人の対応が重要なのだと思う。
    (2018/10/1)

  • このシリーズでまだ読んでいなかったのと、部署異動して残業が多くなったので読んでみました。


    p114
    インシデント(ヨコ入りタスク)管理簿に対応するしないの判断履歴、対応履歴、所要時間を記載しておく

    ・毎日インシデントに対応する時間を1時間設けておきまとめてやる
    など

    p122
    バッファを設けて計画をつくる
    ・予定時間の予定所要時間の1~2時間が妥当
    ・早めにおわったなら、見直しなど品質をブラッシュアップする時間につかう
    →最近出来てなかった…。むしろ物理的に作れなかったというほうが正しいけど、そりゃ圧迫するなと反省。

    p164
    有識者不在に対する処方箋。外部の講習会や勉強会、講師を招く等、半ば強制的に知るための仕掛けを作る。
    →今の部署でいると、業務量の変動にあわせた協業の設計。ワークシェアリングふくめ、1か月ごとではなくもっと短いスパンで業務量の見通しをする方法がマネージャー陣はもちろん、メンバーもわかっていないからSOSを出せない。

    p194チーム形成の4つのフェーズ
    形成期→混乱期→(議論)→統一期→機能期

  • 貸出可能です!(2020/6/9現在)

  •  職場単位で、読んで取り入れたい方法論がたくさんあり、実践してみたい。
     筆者は、女性だと思っていたら違っていました。
    軽妙な文面で、さらっと読めておすすめです。
     人間らしさと、多様性に向き合うためのマネジメント本です。中高年管理職には是非読んでほしい。

  • 前に買った本で、読むのが遅れてしまった。
    買った時は良いと思ったが、今はあまりはまらなかった。
    そんな中でも、3つ共感出来た。

    一つ目
    緊急度は生き物。低くても時間が経過すれば高になる。
    確かに、一度優先順位を決めても、それは時と共に入れ替わる。自分の仕事を整理し、小まめなコミニケで今の優先順位を見極め事が必要だと感じた。

    二つ目

    改善した後の世界、変化した後の世界、明るい未来、を相手にイメージさせる。それが出来ないから相手は変化を怖がり抵抗する。
    人間は変化を拒む生き物。誰もがそう。
    何かを変えるとき、それを相手のニーズにはめ込み良いイメージをさせる事が重要。自分の府に落ちる状況にしないと絶対にはまらない。嫌々作業は、いつか崩れる。

    三つ目
    失敗から学ぶ
    どんなビジネス書にも書いてある。
    今回は、失敗から学ぶ事はもちろん、上手く行った事でも必ず振り返りが必要。全てに理由があり根拠がある。どんな仕事でも必ず振り返りが必要だと再認識出来た。

  •  問題地図シリーズ3冊目。他と同じく、解決策は明確には示されないが、仕事で起こりがちがもやもやを提示し、その原因となりうることがあげられている。ほぼすべての章で、”あるある”と納得できるような事ばかり。何が原因で起こっていてどこにつながっているのか、地図というか、フローチャートで書かれておりつかみやすい。印象に残ったのは ”人は説得しようとすると抵抗する。納得すると自ら動く”という信条。自分自身もこう思うし、人に依頼するときにもこう伝えたい。…がなかなか難しい。”人間だもの”

  • 2019/08/25再読完了。仕事の基本。

  • 理想論?

  • 復職後の意識付けに斜め読み。

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著者プロフィール

作家/ワークスタイル&組織開発専門家
あまねキャリア株式会社CEO/株式会社NOKIOOアドバイザー/
株式会社なないろのはな 浜松ワークスタイルLab所長/
ワークフロー総研フェロー
日産自動車、NTTデータなど(情報システム・広報・ネットワークソリューション事業部門などを経験)を経て現職。350以上の企業・自治体・官公庁で、働き方改革、組織変革、マネジメント変革の支援・講演および執筆・メディア出演を行う。

「2023年 『悪気のないその一言が、職場の一体感を奪ってる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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