仕事の問題地図 ~「で、どこから変える?」進捗しない、ムリ・ムダだらけの働き方
- 技術評論社 (2017年3月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774187747
感想・レビュー・書評
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どこにでもある仕事をする上での問題の関係性と基本的な対処法がうまくまとめられた一冊。
仕事で行き詰まった時に読み返すと、基本にたちかえらせてくれること間違いなし。 -
思いの他 正統派な内容でした。
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どんな職場でも発生しそうな問題や原因を洗い出し、因果関係で結びつけ、図解化したうえで解説を行う一冊で、これまでにないスタイルのまとめ方にとても興味を持ちました。
いろいろな問題が複雑に絡み合っており、まず何から手を付けていけばいいか、というところまで読み取れるとよかったのかもしれませんが、それはその職場によって回答は千差万別なので、難しいと思います。
10丁目まである問題のうち、一番症状が重いものに注目して、その周辺から解決していく、といったやり方になっていくのでしょうか。
自分の職場に現れている事象を注意深く見て、よりよい職場づくりに努めていきたいものです。
▼キチンとした計画を作るポイント
①構造化してみる
②計画表を書いて、まわりに相談する
③「未知」か「既知」かを皆で判断する
④情報共有の旗振り役を置く
▼進捗不明の2つの処方箋
①コミュニケーション計画を作る
②フォロー役を設ける
▼モチベーション問題の打開に大事なことは、「知る場を設ける」こと
・人、製品、会社(組織)を知る
▼計画どおりに終えるための知恵
①変更をコントロールする(変更管理)
②安心して「忘れられる」環境を作る(インシデント管理)
③戦略的雲隠れ
④バッファを設けて計画を作る
⑤コミュニケーションする「場」を作る
▼意見が飛び交う職場にするために、リーダーが意識すること
①意見しやすい空気づくり
・役割・責任をとにかく明確に
・意見が出るような仕込みを
・戦略的離席
・オフタイムコミュニケーション
②意見を言う「甲斐」の創出
・(ふたたび)インシデント管理をしよう!
・提案者と実行者を分けよう
▼相手を動かすストーリーに不可欠な8つのポイント
①その仕事を進める目的は何か?
②終わった後に、どんな世界が待っているのか?
③だれに、どんなメリットがあるのか? 相手のメリットは?
④やらないと、どんなことが起こるのか?
⑤なぜ、いまそれをやるのか?
⑥なぜ、あなた(たち)がそれをやるのか?
⑦なぜ、その相手に協力してもらいたいのか?
⑧その相手に、どうふるまってもらいたいのか?
▼「人には失敗する権利がある。だがしかし、それには反省という義務が付く。」(本田宗一郎)
<目次>
1丁目 計画不在
2丁目 進捗不明
3丁目 一体感がない
4丁目 モチベーションが低い
5丁目 期限に終わらない
6丁目 意見を言わない
7丁目 有識者不在
8丁目 抵抗勢力の壁
9丁目 対立を避ける
10丁目 失敗しっぱなし -
仕事がはかどらない問題点や改善法を種類別に解説してあって分かりやすい。部下のモチベーション維持の方法とか。でも今自分が求めてるものではなかった。
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続編はなかなかためになった。
これを受け入れるためには、1冊目も読んでおかなければならなかったのであれば、あの時間も無駄ではなかったか。
胸に刺さるフレーズもいくつか出てきたので、これについて誰かと話してみたい。 -
1番親しみやすさがあった
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どうすべきかではなくどうしたらよくなるかという観点で考えるとよりよい結果が導き出せる。
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Yotsuya