マッチ箱日記

  • ビーエル出版
4.16
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本棚登録 : 368
感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784776406051

感想・レビュー・書評

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  • 字は書けないけれど、マッチ箱に思い出深い物を詰めるおじいさん。孫娘はそのマッチ箱を見て、おじいさんの生きてきた時代を知り、今の自分の大切な物をおじいさんのように箱に詰めてゆく。

    卒業までの皆との時を大切に過ごしてゆきたいものですね。

  • オススメ本に

  • 2014年小学校高学年課題図書
    絵と雰囲気がとっても素敵で、引き込まれる。
    物には、どれにも物語が溢れている。
    大量消費社会になっても、それは一緒。

  • ひいおじいちゃん若いなあ。

    文字が使えなければモノで残す、か。
    記憶と語りがセットにならないと、それは物語にならないのだけど、それを受け継いでいく人間がいれば、それは失われない。
    歴史はつながって行きます。

    写実的な絵が素敵ですね。
    ひ孫とお姉さんは少し似ているかしら。

    「この部屋の中で、いちばん好きなものを選んでごらん。そのお話しをしてあげよう。」
    ってところが好きです。
    どのモノにも、物語を持っているのですね。

  • 2014年小学校高学年課題図書。
    写真のようにきれいな絵。臨場感。
    深みのあるストーリーと感性の溢れた絵本。

  • 仕事で読んだ課題図書。
    ひ孫とひーじーちゃんの会話だけで進む絵本。
    とにかく絵が美しい。おしゃれ。
    あと、ラストのひ孫カットがとてもカワイイ。

  • 娘が学校の図書館から借りてきた本。
    文字が書けなかった頃マッチ箱にその時の思いの品を入れて残す…。この本を見て娘もやってみたいと言い出すほどストーリーも絵も惹きこまれる。私もこの雰囲気ある絵が大好きで1度目にしただけで好きになってしまった。バグラム・イバトゥーリンは要チェックです。

  • 2014年課題図書(高学年)その3。

  • ひいおじいちゃんは当時読み書きができなかった頃に、日記代わりにマッチ箱に様々な思い出の品を残していた。イタリアで生まれた少年は、やがて移民として家族とアメリカへ渡る。父との再会、仕事を求めアメリカを転々とし、やがて仕事に就き、そして学校へ―。人生の過程でマッチ箱に残したオリーブの種、写真、ヘアピン、魚の骨などの数々。マッチ箱の中身を目にすると、当時の情景が色濃く浮かび上がる。
    決して幸せな思い出ばかりではないけれど、自分の辿ってきた人生を慈しむように、ひとつひとつ愛おしげに手に取りひ孫に語るひいおじいちゃんの優しい印象に、こちらまで温かい気持ちになった。

  • 苦労はあるが家族が協力して乗り越える様子、苦労が報われ今は幸せな主人公の現在は、子どもより大人の心に響く。
    小学生には歴史的な背景も難しく、共感しにくかったようだ。

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