- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784777051304
感想・レビュー・書評
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確か大学二年生頃六本木のTSUTAYAでこの本を手に取った。
すぐに読んだが全く内容を覚えていなかったので再び読み返してみた。
格闘家である須藤元気が四国八十八ヶ所を巡礼する旅。
この旅での出来事、経験、感じたことを綴っている。
軽妙な表現が彼のユーモアな人柄を想起させる。
共感した言葉
「言葉には力があり、言葉というのはエネルギー体である」
「内面と外面は反比例する」
「物事を決断する時には、“損得=頭”ではなく“感情=直感”を優先する」
「人生何を手に入れるかではなく何を手放すか」
「経験が在り方を生むのではなく、在り方が経験を生む」
本当に簡単に読める本。写真が綺麗。
元気が元気にしてくれます。
四国旅行が楽しみになってきた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まず、この当時、格闘家生活を続けながら、お遍路巡りをやり、この本を書いたという事実に驚き。
考えに考えた上で、自分なりの幸福について語ってしまうところに、普遍的な強さというか魅力を感じた。
あと、「楽しんでいるから幸せ」という言葉は、どの世界の成功者にも共通している真理だと改めて思った。 -
おもしろいし、写真もいいし、時々手にとって読みかえしたくなる本。
元気になれる。 -
元気ファンのみ買うべし。八十八箇所の写真がキレイ。
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元格闘家、須藤元気の一冊。
四国お遍路巡りに筆者が行ったときの話。この旅を経て感じたことなどつづっている。私も旅へ出てみたくなった。 -
四国八十八箇所を周る内容です。
この本を読んで
俺も、現状徳島と愛媛の少しの寺周っています。
生きているうちに全て周ります。 -
山の声を聞き
自らの足の裏で世界を感じる。
静寂の中で考えたこと。
決して美しいとは言い難い文章の中に
作者が散りばめた、思いは
下手に着飾った小説よりも
心に強く、訴えるものがある。
努力をしない成功者など
いないのだ、きっと。
苦しさ辛さを嫌というほど味わったからこそ
人は成功の味が分かるんだから。
格闘家、須藤元気。
彼もまた、努力の人なんだろうな。
2009年9月8日 読了 -
半分ほど読んだけど、なかなかに満足。
以前から気になっていた著者だったのでやっと読めてよかった。
宗教的な面は少なく、さらっと読むには良い。 -
須藤氏の境地に達するまでには、まだまだ人生勉強が足りない。
貪欲や怒り・・・八十八の煩悩を断ち、心身ともに清らかにしたいです。 -
格闘技界引退後、四国お遍路巡りの旅に出た著者の
紀行記。
この人はとても素直でそしてスピリチュアルな人だ。
その人間性と、実直な筆致が快い。
不器用だけれど、とにかくストレートに闘い続けてきた
人なのであろう、と想像する。
いい旅だ。