BBTビジネスセレクト5 燃え立つ組織 (BBTビジネス・セレクト 5)

著者 : 野田稔

• ゴマブックス (2007年1月16日発売)

感想・レビュー・書評

[daisukeuchidaさんの感想 · 2012年8月21日]

NRI、リクルート出身の著者による組織管理の手法に関する講義をまとめた一冊。社員の「情熱」をマネジメントすることが業績につながるという考え方はたしかにありそうでなかったのかも。著者自身が在席した企業やコンサルティングを行った企業の話が中心だが。外部からコンサルティングしたことで生まれ変わったような感じにはなってないのかな？ということは思ってしまった。

[hpcgroupさんの感想 · 2010年11月30日]

■概要
感情は重要な経営資源。

■活用！
キャズム（溝）の理論が、ビジョン浸透や、新施策の遂行時の組織の状態に当てはめられます。
新しい物好き、特に深い説明もなく、「良い意味」に勝手に解釈して行動してくれる人は1割程度、だんだん認知が高まってはやりださないと、
多くの人はノリません。
でも、その1割から流行になる間に深い溝があり、そこを超えるための
施策を打たないと、そのプロジェクトは失敗に終わりがち、という話。

あるある。

eno

[nodazemiさんの感想 · 2010年5月26日]

野田稔教授の著作です。

感情への配慮の必要性が理解できました。
組織行動論の復習にもなる一冊でした。

[H.Satoさんの感想 · 2009年8月30日]

カレーライス型組織はふだんは辛いが最後まで熱い。
アイスクリーム型組織はふだんは甘いがすぐに解けてしまうからダメ。

著者プロフィール

野田 稔（のだ・みのる）
明治大学大学院専任教授。一橋大学商学部卒業、株式会社野村総合研究所入社。1987年一橋大学院修士課程修了。野村総合研究所復帰後、経営戦略コンサルティング室長、経営コンサルティング一部部長を経て2001年３月退社。多摩大学経営情報学部教授、株式会社リクルート新規事業担当フェローを経て、2008年４月より現職。リクルートワークス研究所特任研究顧問を兼任。著書は『組織論再入門』『中堅崩壊』（以上ダイヤモンド社）、『二流を超一流に変える「心」の燃やし方』（フォレスト出版）、『野田稔のリーダーになるための教科書』（宝島社）、『あたたかい組織感情』（ソフトバンククリエイティブ）など多数。

「2022年 『ひと目でわかる　マネジメントのしくみとはたらき図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」