駆け引きはバーにて (ショコラ文庫)

著者 :
  • 心交社
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本棚登録 : 83
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778112721

感想・レビュー・書評

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  • これ大好き。片想い受け大好き。片想い相手のために身体張っちゃう受けが好き。それをみて初めて大事だと気付いて大団円、な話が大好き。

  • 作者自身も後書きで書かれていますが、可哀想な受けが好きであればありかな。
    ただ、その分設楽に腹が立ちます。なんでこんなのがいいの?顔?鳴瀬なんて話にならない、とイライラさせられますが、展開としては嫌いじゃない。
    が、文章の表現や言い回しにしっくりこない箇所が結構あって、集中して読むことが出来なかった。視点がぶれたりするのでその度に躓くような違和感。バーという題材は素敵なのに、その点もあまりいきてないように感じる。年下攻めと言っても、年齢はいい大人のはずなのに、セリフが子供くさかったりしたのもマイナスでした。
    と辛口なことを述べましたが、可哀想な受け好きの一人としては許容範囲内、かな。

  • ドラマティックさが足りない。

    アッサリした文章すぎ。淡々と段落が繋がれてゆく感じ。
    もっと細かく書きこんで欲しいな……って思った部分いくつもあった。
    調べたり、資料集めたりといったことも、もっと!
    終わり方もアッサリじゃなく、盛り上げて欲しかったな。

    この作家さんなら絶対、物語をさらに面白くできる力がある。
    例えば、もっと掘り下げて書いてみるのもいいと思う。
    母が世話になったオーナーのこと。なぜバーテンになったのか。なぜ図書部にいたのか、空手を使えるのか。関口という男。笹本が水嶋に行為を持つ理由。今井がなぜ設楽の会社にいるのか。
    鳴瀬がスリリングを求めるようになった理由。
    物語を盛り上げられる糸口はいくつでもある。

    キャラの性格と口調も掴みきれなかったり。
    挿し絵に助けられている部分多いので、頑張って欲しい。

    冒頭はとても良かった!物語に読者を引き込んでいきながら、この作品の世界観を提示している、見事なオープニングシーンでした。

  • うるうるきたよ。きゅんきゅんしたよ。

  • こんな!ストイックなお顔と態度で!ド淫乱なんて!なんてかわいいんでしょう!
    すんごい禁欲的オーラをかもしだしてるのに抱かれるとあんあんエロくて素敵な受けさんでした。ちょっとややっこしいけども基本的に一途で健気でかわいかったです。込み入った関係も切なげ。
    攻めくんはときどき殴りたくなりました。あの終盤のエロ、怪我は治ってるのか心配です。

  • この人、すごく上手って訳じゃないし、そりゃないだろーって所も多々なんだけど、なんか私のツボをついてくるんよね(笑)
    まあ、ようするに相性がいいんだろうな。

    読んでてなんか、可笑しい。
    面白いって言うより可笑しい。
    なのに、きゅんと来るところはちゃんと来る。

    視点がもう少しぶれなければもちっと読みやすいのに。
    今、A君の視点で話が進んでるのに、その表現はおかしいだろう・・・って箇所が多々。
    そういうところで、せっかく入ってた気持ちがそがれる。

  • 面白かったです。しっとりとした大人の恋愛に加え、なかなかダイナミックな展開が待っていました。受け攻め脇役含め、かなり好き嫌いの分かれるキャラクターが揃っていました。クセは強いけど、お話としてはとても良かったです。

  • 受が終始敬語なので、年下攻めっぽくありません。

    序盤は面白かったのですが、途中からの展開と切れ切れな文章に読むのがつらくなりました。
    キャラクターも結構な数出てきますが、うわっつらの描写が多く、途中誰が誰だか混乱してしまいます。

    受にもう少し感情の揺れ幅があった方が良かったです。

  • 実質バーのオーナーである水嶋の店に高校の時に想いを寄せていた
    一学年したの設楽が現れる。
    水嶋がオーナーだと知らない設楽は自分で作ろうとしているバーへ引き抜こうと水嶋にシツコク声をかける。
    引き抜きの条件に寝る事を提案したのだが。。。
    クールで雰囲気の良い水嶋が気持ちを抑えて設楽に接するのが健気で良かった☆

  • あらすじ買いです♪あらすじから想像した切なさには届かなかったけれど、好みのお話。切なさにあと一歩足りなかったのは?受けの水嶋の心の強さかな?でもその強さがこのお話を気に入った理由かな~。攻めの設楽はなんかムカつく!!なんて思いながら読んでましたけれど、書き下しでちゃんと設楽の心情なんかも入れてくださっていたので、割りと浮上したかな?やってる事はガキだな~っと。切なさは期待通りではなかったけれど、一気に読んでしまうぐらい、満足しました。脇キャラの鳴瀬だけはどうしても最後までうざい!って思ってしまった

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著者プロフィール

小説家。
小説家:洸らと共に、M企画祭り囃子編集部を主催。

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