虹ヶ原 ホログラフ

著者 :
  • 太田出版
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本棚登録 : 3882
感想 : 363
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778320201

感想・レビュー・書評

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  • 現実と夢と今と学生時代が交錯する話。
    文字数が多いわけではないが、一冊でかなり読み応えがある。
    それぞれ違う時間軸の多くの登場人物が出てくるため、何度も読みたくなる。

    ◎鈴木くん…転校生、父を見舞う、鈴木くんに木箱を渡す老人
    ◎小松崎…両親を早くに亡くしたいじめっ子、スーパー店長殺害・木村父を重症にする
    ◎荒川マキ…小松崎くんが好きなで有江に嫉妬する少女、日暮兄(カフェ店長)に揺れるバイト店員
    ◎木村有江…日暮兄からもらった日記を読み皆に話す、鈴木くんと兄妹?
    ◎木村父…スーパーで働く、離婚済
    ◎木村母…彼女がトンネルで亡くなるところから話が始まる鈴木くんの母でもある?
    ◎日暮兄…鈴木くんにネックレスを渡す、荒川を刺す、榊先生の目に怪我を負わす
    ◎日暮妹…鈴木くんが好き
    ◎高浜…いじめられっ子・性格が悪い、死体で発見される
    ◎榊恭子…当時の担任、有江を助けて怪我をする、羽鳥と離婚する
    ◎羽鳥…双子の親、榊と離婚する

  • 一度読んだだけじゃ分からない、けど、
    何度読んでも分からない、のが正直なところ。
    ぶっちゃけ、何度も読み返して読み砕いて、
    細かい部分に目を向けて考察することは出来るけど、
    そこまでする気になれない。そこまで入り込めない。
    自分なりの解釈でいいかとも思うし、
    漂う暗さや怖さ、不気味さや難解さを感じ取れれば
    もうそれだけでいいやと思った。
    言い方アレだけど、雰囲気漫画。好きは好きだけど。
    浅野いにお世界観に酔いしれるのも疲れた年頃。

  • 難解な世界観が好きになった。
    1回読んだだけでは理解できなかったが、ページを捲る手が止まらなかった。
    浅野いにおの作品を機会があったら読んでみようと思う。

  • 全然噛み砕けてないけど、浅野いにおが本当にすごいことはわかった。一冊の漫画の重さじゃない。世界には不毛な人生が人間の数だけあって、漫画である以上切り取られてはいるんだけど、漫画の枠を超えてちゃんと世界がみえる。

  • 何回が読まないとちゃんと理解できないかも

    あ、そこに繋がるんだってなるけど ややこしくて
    これってなんだっけって思うことが多かった

    浅野いにおワールドって感じ

    人間の黒い部分とか汚い部分がごちゃごちゃになってる

  • もう一回読みたい

  • おやすみプンプンは、途中で挫折してしまったけど、これは最後までイッキ読みしてしまった
    不気味な雰囲気に引き込まれました。よく分からないところは多いのでもう1回読みます…

  • 不気味すぎる。
    気持ち悪くなる。すごい。

    時代がコロコロ変わるので
    わかんなくなってくる。

    一回じゃ理解しきれない。

  • もう本当に難解。
    こんな作品を描ける浅野さんはやっぱり変態だと思いました。

  • 「強い意志を持ちな。もっともっと強い意志を。」

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著者プロフィール

1980年生まれ、漫画家。1998年、デビュー。日本の青年誌漫画を牽引してきた作家のひとり。主な作品に、『ソラニン』『おやすみプンプン』『うみべの女の子』『零落』など多数。『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』を連載中。

「2019年 『漫画家入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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