ドン・キホーテ (まんがで読破)

  • イースト・プレス
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本棚登録 : 233
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784781600826

感想・レビュー・書評

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  • バルセロナ、フランスなどを舞台とした作品です。

  • ス◯イン村のイメージだったドンキホーテ。おれはてっきり海賊とかの話だと思ってたんだけど、蓋を開ければ老人の与太話。何かを期待して読むというより、何も期待していない子どもの時に読みたかった。ただの物語として。

    騎士については他の本でもいくつか読んでいたから、主人公らしき老人の言う憧れの騎士像にはあまり共感出来る部分が無い。もちろん、実際の騎士について厳密に学ぶための本ではないし、そういう意図で書かれたとはマンガの中では感じない。

    小説は冗長な表現が多いのでマンガにするとその部分が省かれ、核心部分だけが残っている。ドンキホーテに関してはキャラがその核のように思えた。

  • 原作を読んでないので、どれだけ忠実に書かれているのか知らないけどわりと楽しめた。Rシュトラウスの曲を聴くにあたって予備知識をつけるために利用した。

  • むかし岩波文庫版の小説は読んだけど、全然覚えていないし、面白かった記憶もない。
    それに、このマンガはすごく短いけど、小説はすごく長い。
    何が違うんだろう?手元にないので判らない。
    再度、小説を読み直すべきだろうか?

    このマンガを読んだのは、小説は面白くなかったが、ドンキホーテという話には興味があるので、面白さのエキスだけでも得たいと思ったから。
    でも、このマンガ自体も中盤はあまり面白くない。なぜなら舞台は平和な世の中なんだから。突然騎士が現れても面白いわけがない。おそらく小説がつまらなかったのも同じなんだろうと思う。
    とはいいつつ、マンガはやっぱり表現が豊かだから、風車に戦いを挑むシーンなんかは、すごくドラマティックで面白い。
    またラストは、登場人物がセリフ以上に表情で語るので、それもまた面白い。

    というわけで、全くドンキホーテを知らない人にはお勧めだと思う。
    それにしても小説はなんであんなに長かったのかな。それが気になってきだした。

  • ■2009.07購入、読破

    今までほとんど名前しか知らなかったので
    スペインにハマったのをきっかけにまずは漫画で読んでみた

    ただの気狂いの話かと思っていたら…そうじゃなかった
    なかなか面白かったので、原作もちゃんと読んでみたい

    絵柄が…鳥山明の『SAND LAND』っぽい絵だったら、もっと良かったと思う!

  • やっぱりまんがが一番!なんて言ったらいろんな人からいろんなことを言われそうだけど、本嫌いの僕にはとっても役立つ画期的シリーズです。

    今回は「ドン・キホーテ」ということで、前から読んでみたかった作品でした。全然原作とかを見たことないのでなんとも言えませんが、こんな感じのファンタジーみたいなストーリーだったら全然原作でも読めそうです。今度原作立ち読みしてみよう!

    さてさて内容の方ですが、騎士道物語が大好きなおじいちゃんがついにリアルに旅立ってしまうという奇想天外なお話。
    当然のごとく魔物もなにもいないのですが、思いこみの激しいおじいちゃんは風車に戦いを挑んだり、妄想の王女様を夢見たりと大変です。周囲の人々が大迷惑をするのもおかまいなし。なんというかまさにKYとはこのことだと読んでて思いました(笑)

    まぁ最後は我に返るわけですが、これもやはりと言うべきか、本当に大切なものを気づかされる一冊となっています。まんがで一瞬で読めたのでなんか気持ちよかったです。

    しかし金銭面で考えるとなかなかパフォーマンスの悪い本だと思います。
    一冊一時間かからないのですが、それで500円かよと。僕は古本屋で380円ですがそれでも高いなと感じてしまう。でもまんがってそんなもんか。

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著者プロフィール

Miguel de Cervantes Saavedra(1547 – 1616)

「2012年 『新訳 ドン・キホーテ【後編】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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