“It”と呼ばれた子 (完結編) (ヴィレッジブックス N ヘ 1-3)
- ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ (2003年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
- / ISBN・EAN: 9784789720540
感想・レビュー・書評
-
一連の三部作は私が自分で購入したものじゃない(これも「誕生日」に妹から)のだけど、衝撃の凄まじいことといったら!胸も体も痛くて悲鳴をあげそうだった。私はもう二度とこの三冊は開かないわね。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
虐待されて育った少年が大人になっても苦悩し続けながらも自立しようと必死に生きて行く姿が書かれている。
-
“It”はやがて青年になり、不安を抱きながらも新しい家族を作っていく。
-
その後、彼がどうやって現在に至ったのかが書かれています。
-
前回読んだ時から間があいていたし、内容も前に比べれば衝撃的ではないから
本当に「読んだ」だけで終わりました。
物語を途中で投げ出すのが好きじゃないから、
多少読みきらなきゃいけないって義務感もあったな。。。
でもつまらなくて当然というか。
最初が衝撃的過ぎたし、あまりにもおれが今まで知っていた世界とはかけ離れてた。
つまらなくなったのは、特に取り出すところのない普通の日常になったからで、
それは著者にとっては良い事だと思う。
「普通」の生活を取り戻した証拠なのかな。 -
生きていることの幸せを学んだ。
-
どうして母親が主人公に虐待をしたのか...。その全貌がついに明らかとなる。
-
少年期の続編で、完結編。自立、これからどう生きるか。デイヴ ペルザーさんの勇気は世界へ広がります。
-
3部で完結.人間ってこうやって立ち直っていくのかと,見たことのない世界を見せてもらった.[2006.9.20.]
-
幼い時から実母による虐待を受け続けたのち、里子として偏見と差別のなかで成長し、やがて18歳で空軍に入隊したデイヴ。かつてはヒーローだった父親が哀しい死を遂げ、はじめて愛した女性との結婚生活もまた悲劇に終わる―。それでも、最愛の息子スティーヴンとのふれあいを通じて、癒されてゆく。そして、ついに母親との再会を果たすことを決意。憎しみと許しのはざまで苦悩しつつも、人生最大の問いかけ―「なぜ、ぼくを虐待したのか?」と尋ねるために…。壮絶な虐待の体験者が、トラウマを乗り越え、人間として生まれ変わるまでの魂の軌跡。