オスマン帝国はなぜ崩壊したのか

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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791764907

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  • オスマン帝国はなぜ崩壊したのか
    (和書)2011年06月15日 23:39
    新井政美 青土社 2009年6月25日


    柄谷行人さんの書評から読んでみました。

    なんていうか近代の過程が凝縮されている。もちろんその中に日本も見えてくる。

    こういうものを読むと理解できること多くて面白すぎるように感じる。

    良い本です。

  • オスマン帝国官僚としての矜待と西洋的進歩とのあいだで、イスラム国家と国民国家を両立させようとしたオスマン・エリートたちの物語である。縮小し続ける領土において、ナショナリズムはいかに機能していったのかを考察している。

著者プロフィール

1953年、東京に生まれる。東京大学大学院東洋史専攻博士課程単位取得退学。大阪市立大学文学部助教授、東海大学文学部助教授、東京外国語大学外国語学部教授などを歴任。東京外国語大学名誉教授。トルコ歴史協会名誉会員。専攻はオスマン帝国史、トルコ近代史。著書にTurkish Nationalism in the Young Turk Era (Leiden: E.J.Brill, 1992; Tansel Demirel訳、Jon Turk Donemi Turk Milliyetciligi. Istanbul: Iletisim, 1994)、『トルコ近現代史――イスラム国家から国民国家へ』(みすず書房、2001)、『オスマン帝国はなぜ崩壊したのか』(青土社、2009)、『憲法誕生――明治日本とオスマン帝国 二つの近代』(河出書房新社、2015)ほか。訳書に、ジェム・ベハール『トルコ音楽にみる伝統と近代』(東海大学出版会、1994)、監訳書 に、M・シュクリュ・ハーニオール『文明史から見たトルコ革命――アタテュルクの知的形成』(みすず書房、2020)ほか。

「2021年 『オスマンvs.ヨーロッパ 〈トルコの脅威〉とは何だったのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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