めづめづ和文化研究所 京都

  • 情報センター出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784795837935

感想・レビュー・書評

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  • 『ダーリンは外国人』の作者(夫婦)が、京都で「伝統文化」を体験した様子やそこで学んだこと、そこでの体験を通して考えたことなどをまとめた本です。
    トニーも左多里(さおり)も、一つ一つの体験に真摯に取り組んでおり、それぞれの「文化」のもつ歴史やしきたりについても丁寧に解説されています。
    とかく「お高く留まっている」と感じられることの多い京都の伝統芸能ですが、やはり古来から続いているには理由があるのだ、ということを改めて感じさせられました。

    個人的には弓道について取り上げられていること、そして弓道についてトニーがコラムを書いてくれていること、その内容が弓道人として共感できたことがとても印象的でしたし好感が持てました。
    他にも日本史の授業で習った『蒔絵」や「象嵌」という工芸方法についてもその違いや特徴を(左多里の描いた)イラストを活用しながら紹介しているので、少し古い作品(2008年出版)ではありますが、学校行事で京都を訪れる際などの事前学習にも活用できるのでは、と思いました。
    ※筆者の体験と同じ店や施設を訪れることが可能とは限りませんが、雰囲気を感じたり、似たような施設を捜す際の参考にしたりすることはできると思います。

  • 枯山水、弓道、華道が特に面白かった。華道はああいう作り込み方なのか…。

  • 京都のいろいろ

  • 日本文化を楽しく学べました。
    自分も京都に行ってやってみたいなーと思いました。

  • 日本の職人の方々の話を間接的に聞いているようで面白かった。こういう体験型のツアーに参加してみたいし、外国人にもいいプログラムになると思う

  • さおりとトニーが日本の文化、主に京都で接することのできるものを愛でる様を描いたエッセイ。
    コミックもたっぷりめ、トニーのコラムもあり。
    コミック、たっぷりめ…が、字が多い。

    内容は、ふたりが茶道や華道に挑戦したり、伝統工芸である扇子や和菓子を作ってみたり。
    思わず、「やってみたい」という気持ちが何よりうずうず。
    巻末に京都体験地図も掲載。
    費用的なことは書いていないので、要確認。
    HPがあるお店や会社は各章ごとにある連絡先の中にアドレスも載せてあるので、気になるものはそちらをチェックせよということかな。

    日本文化、普段かしこまってふれることはないけれど、自然にめでることができる気持ちは持っていたいなと思う。

  • いろんな和文化を体験。知らない事多々あり、勉強になりました。私も体験したい。

  • 風呂敷の平づつみは着物と同じで左を被せてから右ですと。知らなかったわ。

  • 伝統の作法、お寺と町家、京のくらし…。さおりとトニーが、いにしえの都で学んだ「和のココロ」とは? 日本の歴史と伝統、そして今の姿がわかる、知的好奇心を満たす一冊。

    京都に行きたくなった。
    いつも食べ物ばかりだから,伝統とかに・・・。

  • トニー達がこと京都の文化に触れて、その文化を面白く紹介してくれます。京都大好きな自分にとっては興味深い本。
    海外の文化にも興味があるが、やっぱり日本の奥床しい文化も素晴らしい。

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著者プロフィール

岐阜県生まれ。漫画家。夫のトニー・ラズロ氏との日常を描いた大ヒットコミックエッセイ「ダーリンは外国人」シリーズ、英語と日本語の不思議や違いを描いた「ダーリンの頭ン中」シリーズ(共にKADOKAWA)の他、「大の字」シリーズ(ヴィレッジブックス)、『ダーリンの東京散歩 歩く世界』(小学館)など、作品多数。翻訳は本書が初めて。

「2020年 『まざっちゃおう!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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