- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796652124
感想・レビュー・書評
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幸ちゃん戻ってきてほしいな
おばあと幸ちゃんが相容れないのに 2人の間には愛情があっていい関係だった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2014.7/2 沖縄の小さな島の緩やかな空気を感じる作品。旅行で訪れた北の島の神社で「嫁に来ないか」と絵馬に書く晴青、舞台装置はバッチリでした!登場人物皆が癖はあっても悪い人じゃないのに癒されました。いや、俊一は悪人だけどねー
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2017.2月。
恋愛小説読んだのどれくらいぶり?沖縄の日差しと風を感じる爽やかな物語。こってりした恋愛小説じゃなくてよかった。沖縄の話は時間がゆったりしてていいなあ。でも、リゾート開発する方向で進んじゃうのかあ。そして明青くんの友達たちがちょっとひどくないかね?そして原田マハさんって原田宗典さんの妹だったのか!!高校時代にハマった原田宗典のエッセイ。ああ、懐かしい。 -
2017.08.12読了。
今年11冊目。 -
図書館の本 読了
内容紹介
沖縄の離島・与那喜島で、雑貨商を営みながら淡々と暮らしている友寄明青(35)のところに、ある日「幸」と名乗る女性から便りがやってきた。明青が旅先の神社に、ほんの遊び心で残した「嫁に来ないか」という言葉を見て、手紙を出してきたのだ。
「私をお嫁さんにしてください」
幸からの思いがけない手紙に半信半疑の明青の前に現れたのは、明青が見たこともないような美(チュ)らさんだった。
幸は神様がつれてきた花嫁なのか?戸惑いながらも、溌剌とした幸に思いをつのらせる明青。
折しも島では、リゾート開発計画が持ち上がっていた。反対する少数派だった明青も、幸が一緒なら新しい生活に飛び込んでいけると思い、一大決心をする。
しかし幸には、明青に打ち明けていない秘密があった�。
(bookデータベースより)
ユタのおばあが胸に来る。
彼女の力はどこかに受け継がれるのかしら?
俊一はやっぱりどこか意地悪なんだろう。だから善意であってもからまわりするのかも、などと穿つ。
明青も幸も背負ってるものがあるからやさしい。
そのやさしさを嗅ぎ分けるカフーも大事。
原田ハマの作品やっぱり好きだわ。 -
南の島の穏やかで暖かい風がずっと吹いているようで、とても心地よかった。終わりにかけては、号泣。明日目が腫れるの必至。
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やっとデビュー作を読んだ この人はその後の作品の方がいいな
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「旅屋おかえり」でちょっとガッカリしていたのであんまり期待していませんでしたが、これはよかったです。
登場人物が、背筋がゾッとするくらいくさいセリフを吐くような恋愛小説は大嫌いですが、これはそういうのもないし。
なんとなくこうじゃないかな、という人物相関図が見えてしまうっていうのはあるけど。
俊一のリゾートホテル計画に賛同してしまうのには驚きました。
こういうのって大抵は開発側が悪く書かれて結局計画はなしになる、っていうのがお決まりのパターンだと思ってたから。
きっと旅屋よりあとに書かれ作品だ、と思ってたらこれがデビュー作!?