ナイチンゲールの沈黙

著者 :
  • 宝島社
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感想 : 689
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  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796654753

感想・レビュー・書評

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  • チームバチスタの続編。
    面白い。

  • あの『チームバチスタの栄光』に続く物語です。


    相変わらず医療用語があれやこれやとでてきてちょっと混乱…?な感じがするけど、結末が知りたくてどんどん読んじゃうっていう。

    長編でしたが頑張りました!

  • ふたりの歌姫により紡ぎ出されるメロディ。
    歌により蘇る記憶。
    歌姫たちによる壮絶なる共演。
    その歌声から見えるのは、天国か地獄か。
    そして、歌姫が見た夢とは。
    今、ステージの幕が上がる。

  • 東城大学病院シリーズ(?)第2弾。
    ドラマでやっていたブラックペアンに出てくる人が登場するのでイメージしやすかった。ただし、ブラックペアンの方が時系列的には前の話だけど。
    ストーリーは面白いけど、何しろ専門用語がツラツラと出てきて、ただ、文字列を上滑りしている感があり、頭に入らない箇所がちらほら。
    私の読解力に問題ありかなー。
    次は螺鈿迷宮

  • 悲しい看護師の物語。 田口先生と白鳥、そこに警察の加納までハイってのドタバタ。 ただ佐夜の隠れた能力とのその過去が今回の悲劇を招いた。
    ちょっとつまされる。でも引き込まれた。次に行くぞ!

  • H20/12/1読了
    共犯だと思わなかった!!
    焦って読み進めてしまったのでもっかい読み直そう!!

  • 再読
    バチスタと比べるのは酷かも

  • バチスタシリーズ第2弾。ジェネラルルージュと同時進行で進む、病院を巡る事件、患者の父が死ぬ物語。レティノという稀な癌にかかった子供と看護師が患者の治療を通じて進展していくのを見守る感じであった。白鳥が登場し、刑事事件の捜査をしている加納とのコンビが絶妙な小気味さがあって良い。白鳥を言いくるめる姿は面白い。猫田師長も午睡など、頂けないところもあるが、勘が鋭く、起点が良いのが味噌だと感じる。藤原さんの血筋を感じさせる。田口も厄介事のコンビニと思っているが、めげずに災難を解決する姿が頼もしく感じる。

  • このシリーズは、一作目の「チームバチスタの栄光」と「ジェネラルルージュの凱旋」を読んでいた。本策が二作目とは知らなかった。ヒット作の次の作品に、半分期待、半分、もしかしてすべるのでは?と思ったが、まあ、満足した。

    前半、それぞれにキャラの立った登場人物がエピソードを重ねるものの、どこか物足りない。もどかしいまま、我慢して読み続けた。それも中ほどで、白鳥技官が登場してから、物語は一気に加速し、畳み掛けるように展開し、最後まで一息に読ませる。

    少しネタバラシになるが、人の歌声が脳に作用し明確な映像を結ばせるというロジックを織り込んでいる点は、少しSFっぽくて納得しづらいものの、ストーリーを後押しするために必要なのだろうと我慢した。

    由紀と瑞人、冴子と小夜、それぞれの最後のからみは少し気恥ずかしさを覚えるような甘いドラマチックな語り口になっているように思うが、そこに小説家のエゴがあるなら、それを楽しむのは読者の義務か、その意図は奏功したと考える。

    バチスタシリーズ、いずれ他の作品も読んでみることになるんだろうな。

  • そんなことのできる人が本当にいるのか?とか、小夜が多少気持ち悪いとかありつつ、やはり面白かった。

    今回は島津が好きでした。いるよな、そういう人。
    あと、田口が成長した!評価が高まってる!

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著者プロフィール

1961年千葉県生まれ。医師、作家。外科医・病理医としての経験を活かした医療現場のリアリティあふれる描写で現実社会に起こっている問題を衝くアクチュアルなフィクション作品を発表し続けている。作家としてのデビュー作『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)をはじめ同シリーズは累計1千万部を超え、映像化作品多数。Ai(オートプシー・イメージング=死亡時画像診断)の概念提唱者で関連著作に『死因不明社会2018』(講談社)がある。近刊著に『北里柴三郎 よみがえる天才7』(ちくまプリマー新書) 、『コロナ黙示録』『コロナ狂騒録』(宝島社)、『奏鳴曲 北里と鷗外』(文藝春秋) 。

「2022年 『よみがえる天才8 森鷗外』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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