ナイチンゲールの沈黙

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796654753

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りた本。
    いつものグチ外来に、小児科の子どもたちが来ることになった。
    子どもの目に出来るガンの一種で、眼球摘出の処置をしないと転移してしまう病気だが、本人に処置内容(眼球摘出)をもらしてしまい、怖がる患者の精神ケアとして、グチ外来が選ばれた。
    患児の担当看護師であり、奇跡の歌声を持つ小夜に連れられて、子どもたちがやってきた。
    そんなある日、患者の一人瑞人の父親の他殺体が発見されたと、警察がやってきた。

  • 終盤のネタがぶっとび

  • 前回よりも魅力的なキャラクター達がたくさん出てくる。
    警察、看護師、入院中の子どもたち。
    容疑者が少なくてトリックを突き止めるのが今回の推理ポイントだった。
    白鳥の活躍シーンがもっと欲しかったけど今回も面白かった。

  • 海堂さんの本はいつも夜更かしさせられてしまうので、困ります(笑)くるくる視点が変わり、テンポがよく引き込まれてしまいました。
    エーアイへの執着が強いのは何故なんでしょうか。ことあるごとに出てきます。海堂さんの専門は放射線科だったんでしょうか。

  • 後半、ちょっと話の強引さというか消化不良感を感じました。ジェネラルルージュも読んでみたいと思ってます。

  • あいかわらずキャラが魅力的で面白いです。

    読み易い量なのですが、あれもこれもつめこんでいるので、折角のトリックや犯人の心情などが伝わりにくく、もったいないなぁと思いました。個人的にはもう一冊増やして上中下位の量で読みたかったです。

    田口先生は少し?パワーアップしてたくさん活躍してくれますが、白鳥があまり活躍していなくて・・二人のやり取りが少なかったのがちょっぴり不満です。

    週末の読書タイムに是非。

  • チーム・バチスタの栄光の続編 前回より無理した感がたっぷり 続編は一作目に比べて落ちるというけれど、まさにそれ 惜しい

  • 前作は超えられず。

    不定愁訴外来の田口はいつになくフル回転していた。
    吐血した伝説の歌姫:水落冴子の主治医になぜか抜擢され
    眼球を摘出されてしまう運命にある子供たちのカウンセリングも新たに引き受ける羽目になっていたからだ。
    ある日、カウンセリング対象である牧村瑞人の父親が、殺害されたとの一報が入る。
    父親からネグレクトされ手術の同意書を書いてもらえていなかったことから、警察は瑞人を容疑者として扱う。
    瑞人の担当看護師である小夜は彼が犯人ではないと言い張る。
    果たして誰が、犯人なのか。

    このストーリーには、特殊能力が大きくかかわってきます。
    なので、前作のようなザ・ミステリを想像して読むとだいぶがっかりしますね。
    無理があちこちに見えるから。
    十分面白いのですけどねー。

    あと、白鳥は必要ない気がする…。笑
    本作は白鳥に匹敵するキャラの濃さを持っている加納という警視正が出てくるので、彼だけで十分かもしれない。

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著者プロフィール

1961年千葉県生まれ。医師、作家。外科医・病理医としての経験を活かした医療現場のリアリティあふれる描写で現実社会に起こっている問題を衝くアクチュアルなフィクション作品を発表し続けている。作家としてのデビュー作『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)をはじめ同シリーズは累計1千万部を超え、映像化作品多数。Ai(オートプシー・イメージング=死亡時画像診断)の概念提唱者で関連著作に『死因不明社会2018』(講談社)がある。近刊著に『北里柴三郎 よみがえる天才7』(ちくまプリマー新書) 、『コロナ黙示録』『コロナ狂騒録』(宝島社)、『奏鳴曲 北里と鷗外』(文藝春秋) 。

「2022年 『よみがえる天才8 森鷗外』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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