リバーズ・エッジ 愛蔵版

著者 :
  • 宝島社
4.15
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本棚登録 : 588
感想 : 58
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796666985

感想・レビュー・書評

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  • 一年ほど前、twitterにてどなたかが引用していた一文が気になって買った漫画。しばらくお蔵入りしていたけど、気になって読んでみた。
    結局最後まで気になったフレーズが見つからないまま読み切ってしまった。一年前はぼろぼろになっていた時期で、その時、に響く言葉ってあるんだなあ…とぼんやりと思った。
    肝心の内容はいろいろとハードな物語でした。岡崎京子は文学的なんて評価がある作家だけど、やっぱり絵がわからない。

  • これから先も、こんなすごい漫画よめるのかってぐらいすき。いちばん、すき。

  • 何回読んでも、何十回読んでも、初めて読んだ時から十年以上経とうと、この作品は永遠に色褪せない。名作過ぎる。

  • リアル!

  • 岡崎3大作品。

  • 若さをどうしていいのかわからない。
    青春の書。

  • 東アジア通貨危機。
    あの時何が起こり、そこでIMFが何をしでかしたか。

    正直この分野の教養には疎いのでそもそもIMFが何者かさえも詳しく知らなかったが、この本からは多くの教養を得た。

    それ以前からそもそもグローバリズムとかハイパーコンシューマリズムとか、日本を席巻しているイデオロギー自体にも疑問を持っていた。

    企業とか社会とか、消費とか生きがいの意味を考えずに生きている人は意外に多い。それでも生きていけるのが成熟型消費社会の利点だ。

    でも、ただそれを正しいと信じてはいけない。
    宗教でも思想でもなく、システムでありルールなのだ。価値観とシンクロしてしまうと、生きる意味までもが空虚になってしまうだろう。

    人がいて生活があり、共同体があって社会がある。お金とはそれらの媒介者に過ぎない。イズムとかイデオロギーとかはそういうものの本質をカバーできるものではないしカバーするべきではない。システムとは実体のない機械でしかない。



  • いつも、なんとなくなにをしても実感が湧かない。。

    そんな、ぬるい私を、否定しなかった、数少ないマンガだ。(肯定もしないけど)
    大体のマンガに、私の存在は否定されてきた。
    もっと、「マンガみたいに」みんなと笑って、健康的な恋をしなきゃ、
    おしゃべり上手にならなきゃ、なんて
    思わなくて良いんだ。


    ハルナ好き。
    カンナかわいそ。



  • 私が持っているのは愛蔵版ではないのですが
    岡崎さんは交通事故に遭ってもうマンガ描けないのです
    本当に残念、今の世の中を、彼女だったらどう捉え、どう描いたのだろう

    ヘタウマ系レディコミ(というジャンルがあるか知らんが)の元祖
    岡崎さんの作品は全部読んだわけじゃないけど、ダントツ一番これが好き

  • 愛蔵版、ついつい買ってしまいます。
    そうして、岡崎京子さんに印税が入ると良いのです。それで、良いのです。

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著者プロフィール

著者経歴 80〜'90年代を代表する女性マンガ家。既存の「少女マンガ」ではない、リアルなセックス描写80〜'90年代を代表する女性マンガ家。既存の「少女マンガ」ではない、リアルなセックス描写と巧みなセリフ回しで、愛や暴力、トレンド&カルチャーが描かれたマンガを生み出してきた先駆的存在。『ヘルタースケルター』で2003年文化メディア庁マンガ部門優秀賞、'04年手塚治虫文化賞・マンガ大賞受賞。主な作品に『pink』『ジオラマボーイ☆パノラマガール』『リバーズ・エッジ』『エンド・オブ・ザ・ワールド』など。


「2015年 『恋とはどういうものかしら?新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岡崎京子の作品

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