ジェネラル・ルージュの凱旋(下) (宝島社文庫)

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796667692

感想・レビュー・書評

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  • 前作よりおもしろかった。
    内容がドラマチックすぎて、逆に冷めるシーンもいくつかあるのだけど、ストーリーはおもしろかったので。
    黒崎教授、意外といい奴。と思ってしまった…

    前作と立て続けに読んだけど、次の作品まではちょっと休憩したい。

  • 上巻に同じ

  • 11:00

  • 20180904読了

    ナイチンゲールの沈黙と同時間軸のお話。
    ナイチンゲールでなんでこの人がここに?と思うところがジェネラルルージュで納得できる、という事がいくつもあった。
    そう考えると田口先生はものすごい大変だったんだなぁ、と少し同情してしまう。
    ミステリー要素はあまり無いものの、沼田先生とのやり取りもしかり、速水先生の格好良さが際立っていた。
    速水先生の今後も気になる。

  • ルージュって、ホントにそのルージュだったのね。
    速水先生、充分にイケメン臭オーラあるんだから、そんな装飾いらなかったんじゃないんだろうか。
    私の脳内ビュジュアルはいろんな要素を取り入れてしまって、「ナルトのジライヤ」みたいになってしまう 笑
    ジェネラルのファンの皆様、ごめんなさい。

    しかし、花房師長はおモテになるんだなぁ。
    羨ましいなぁ。

    北に行くって、世良先生とバッタリ(O_O)とかないかなぁ。

    田口先生もなんだかそこはかとなくイケメン化してないか?
    猫田師長、かっこよすぎませんか?

    まだまだ桜ノ宮サーガに浸って入られそうで幸せだ。

  • 小説の白鳥の風貌とは全然違うのに、白鳥の会話文を読む度に映画版白鳥役だった阿部寛さんの顔がチラつくのは何故だろう?
    速水・田口・沼田・白鳥とこの個性のオンパレードな4人が白熱したディスカッションをするのが面白いし読んでいるこちらまでハラハラさせられます!その間に時たま入る白鳥のたまごっちをプレイしてる描写には笑わずにはいられないです!

    最後はぎゅぎゅーっとまとめた感じですがそんなの気にならないぐらいに個人的に面白かったです!

  • 高階病院長の特命で、速水部長の収賄疑惑を調べ始めた田口だったが、倫理問題審査委員会による介入や、新人看護師と厚生労働省のロジカル・モンスターの登場でさらに複雑な事態に巻き込まれていく。悲願のドクター・ヘリ導入を目前に、速水は病院を追われてしまうのか。切り捨てられゆく不良債権部門・救急医療を守る男の闘いと、医療の理想と現実をダイナミックに描き出した傑作エンターテインメント。

  • ナイチンゲールの沈黙から続けて読んだため
    あの物語の裏でこんな話も進行してたのか!!と
    とても楽しく読めました。
    名前だけは出ていた姫宮もやっと会えた(描写された)感が
    あって嬉しかったですし(想像とキャラが違い過ぎましたが)。
    上巻はそういった部分も含めて前作と連携しつつ
    矛盾があまりないように精密に創られていた感じをうけましたが
    下巻はちょっと無理があったかなぁと思います。

    石油コンビナートの火災という災害への対応が
    この物語のクライマックスだと思いますが
    ナイチンゲールの沈黙ではそんなことが起きていたとは
    全く感じることが出来ませんでしたしね。
    そんなに細かい部分を気にしても仕方ないとは思うのですが
    前半部分が精緻だっただけに気になりました。

    あと今回は速水部長の切れ味が鋭過ぎて白鳥の活躍の場が
    あまり無かったのも少し残念でしたね。

  • エンターテイメントとして楽しめ、読みやすい。
    エーアイのゴリ押し部分は違和感。
    知略を尽くしたっぽい表現が多いが、そんなにすごい駆け引きでもない。
    最後はみんな改心しすぎ。

  • 今作は姫宮が登場し、如月とともに、ICUの看護に努め、トリアージの場面では手際よく指揮をとるが、看護の方ではおどおどし、初心者だと感じる。カテーテル癒着疑惑は田口があらゆる切り口から全容を究明し、疑惑に終止符が打たれる。田口が問題解決処理能力に長けていると感じる。今回は白鳥の印象が薄かったと感じる。速水が昔のデパート火災と同様に、事故での搬送で冷静でかつ迅速な判断でベッドコントロール、佐藤医師らとともに処置をし、多くの命を救ったのが印象的だった。同時期に起こったナイチンゲールの方の読んでみようと思う。

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著者プロフィール

1961年千葉県生まれ。医師、作家。外科医・病理医としての経験を活かした医療現場のリアリティあふれる描写で現実社会に起こっている問題を衝くアクチュアルなフィクション作品を発表し続けている。作家としてのデビュー作『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)をはじめ同シリーズは累計1千万部を超え、映像化作品多数。Ai(オートプシー・イメージング=死亡時画像診断)の概念提唱者で関連著作に『死因不明社会2018』(講談社)がある。近刊著に『北里柴三郎 よみがえる天才7』(ちくまプリマー新書) 、『コロナ黙示録』『コロナ狂騒録』(宝島社)、『奏鳴曲 北里と鷗外』(文藝春秋) 。

「2022年 『よみがえる天才8 森鷗外』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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