プログラマの数学

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著者 : 結城浩
  • ソフトバンククリエイティブ (2005年3月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797329735

プログラマの数学の感想・レビュー・書評

  •  今、プログラミング教育みたいなことが言われていますが、少なくともプログラミング自体を、小学生が全員やる必要なないと思います。

     プログラミング自体ではなくて、プログラミング的な思考を経験するというもであれば、まあ、絶対必要とは思いませんが、あってもいいような気もしています。そんな人になると思い、この本を読んでみました。

     内容としては、プログラマが必要とする数学的な考え方の解説です。プログラミングがわからない人でも読んで理解することができますし、プログラミングをしない人でも、その考え方や発想の仕方が参考になると思います。

     第1章 ゼロの物語
     第2章 論理
     第3章 剰余
     第4章 数学的帰納法
     第5章 順列・組み合わせ
     第6章 再帰
     第7章 指数的な爆発
     第8章 計算不可能な問題
     第9章 プログラマの数学とは

     私が面白かったのは、論理と計算不可能な問題です。他の章も、数学に馴染みの薄い人は新しい発見がたくさんあると思います。

     見た目の印象よりも軽く読めますので、一読をお薦めします。

  • 論理、数学的帰納法、組み合わせなど、離散数学の基礎的な内容と、それらのコンピュータ、プログラムとの関係が、丁寧に書かれている。また、最終章では、計算不可能な問題とは何かについて、(おそらくかなりかみ砕いて)説明されている。より発展的な内容に興味がわいてくる、導入としてとても良い本だと思う。

  • 【配架場所】 2F 図書館アルバイト学生おすすめ図書 
    【請求記号】 410||YU

    【OPACへのリンク】
     https://opac.lib.tut.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=114753

  • 「人間は大きな数を扱うのが苦手です。ですから、数の表記法がいろいろ工夫されました。ローマ数字では、数のまとまりごとに別の文字を使いました。位取り記数法では、数字を書く位置によって数の大きさを表し、ローマ筋だけでは表せない大きな数でも表現できるようになりました。もっと大きな数を扱うためには指数表記が用いられます。

    人間は、複雑な判断を間違えずに行うのが苦手です。ですから、論理が作られました。論理式の形で推論したり、カルノー図で複雑な論理を解きほぐしたりします。

    人間は、無限を扱うことが苦手です。ですから、有限のステップで無限を扱います。

    ……このように、さまざまな知恵と工夫をこらして、人間は問題に立ち向かいます。なんとか問題の規模を縮小し、複雑さを軽減し、

    「あとは機械に繰り返させれば解ける」

    という状態に持ち込もうとします。その状態に持ち込めさえすれば、強力な次の走者―コンピュータ―にバトンを渡すことができるからです。

    あなたには何か苦手なことがありますか。もしかしたら、そこから新しい知恵と工夫が生まれてくるかもしれませんね」p.238

    ほんと世の中は苦手なこと/知らないことだらけだが、「なんとかしたいなぁ」と感じた瞬間からよちよち歩きが始まるとするなら、まずは克服したい[壁]を認知しないと物事は動かない。

    「子曰、吾十有五而志于学、三十而立、四十而不惑、五十而知天命、六十而耳順、七十而従心所欲、不踰矩」

    さて、30にしてどう立とうか(たとえよちよち歩きだとしても)というのも、ひとつの重要な選択的命題。

  • 畔蒜さんリクエスト

  • 説明はわかりやすいが、その内容が知っているものばっかりだった。

  • 出来る小学生なら、これくらいのレベルの書籍を読んでもきっと面白くて仕方がないだろう。数Ⅰくらいまでの内容から、プログラムに使える要素(2進法、論理演算、パリティ、帰納法、順列、再帰、計算不可能問題)を解説。
    昔で言う情報処理2種、今だと基本情報技術者くらいの話。

  • あんま数学数学してないしプログラマとかそこまで関係ない。数学の理論よりも数学の面白さが感じとれる内容。勉強のためでなく読み物としても面白く終盤はついニヤけてしまうモノがあった。

  • 数学的な考え方を日常や仕事に意識的に応用して、その世界を捉えられないかと思う。そうなれば世界がより系統立って見えておもしろく見えると思う。

  • 「帰納法って何?」と思ったら4章を勉強しよう.再帰でつまづいたら6章と7章を読んでみよう.

  • すっかり中学、高校数学を忘れていたので、それを思い出せたという点ではよかったが、ワクワクおもしろい数学本かと言われると、個人的にはそうではなかったと感じている。

  • プログラミングをするときに無意識にやっていることを
    改めて整理してもらった感じがする。
    すごく簡単にさくさく読める。

    簡単すぎて物足りないような気もしつつ
    たまに普段忘れがちなヒントが転がっているので、
    整理して頭の片隅においておくとひらめきが生まれそう。
    こういう知識、なんとなく分かった気にはなれるのだけれど、
    本番で応用できるかが勝負なんだよなあ、とか。
    文系あがりとしては、再帰の章は読むことをおすすめします。

  • 大学で文系を専攻し、プログラマになってしまった人にお勧めしたい本。
    プログラミングやコンピュータに関わる数学に関して、平易に解説してくれる。
    対象読者に求められる敷居は非常に低く、四則演算と累乗が理解できてさえれば、容易に読み進めることが出来る。
    プログラマになったのはいいけど、数学が苦手という人は是非、読むべき良書。

  • 数学ガールが面白かったのでこちらも購入。

    タイトルからは小難しい内容なのかと思ってたけど、
    難易度的には意外に簡単なところからスタートしているので、
    中学ぐらいの数学力があれば入っていける。
    さすがに終盤は難しくなってくるが、図解や生徒との対話形式の解説等を読み返せばこの本一冊でちゃんと分かるようになっていると思う。
    個人的には頭も動かせて、テンポも良くてとても楽しめた。

    この本を読めば、情報処理の入門としてプログラムが
    「なんでそうなってるのか」
    「なんでそうやってるのか」
    なんてことが少しはわかってくるはず。

    数学をプログラムに活かすための大事な考え方。
    ・大きな問題を小さい問題にして解く。
    ・周期や法則を見つけ出して利用する。
    ・コンピュータに不得意な内容を理解する。
    ・解けない問題があることも理解する。
    といった事は、プログラマとして日常的に必要になってくる。

    「とりあえずプログラマ」になりましたって人や、
    「プログラムしてるけど、魔法の言葉多すぎる」って困ってる人
    に読んでもらいたいな。
    不思議じゃなくて合理的で素敵な世界だし、
    周期や再帰なんかも日常に溢れてるものだから。
    思考の整理にも役に立つと思う。

  • 分かりやすく面白く、そしてえもかった。
    数学に対して少しだけ親近感を持つことができたような気がします。

  • 難しいのは、「計算不可能な問題」の章で、その他の章は比較的すいすいと読むことができた。

  • プログラムに用いるであろう数学についての基礎知識.
    多少簡単すぎるかな・・・

  • プログラマなら知っておきたい数学知識。理数系の人にとっては簡単すぎるかも

  • 数学ガールと同じ作者
    母関数
    もう一度読みたい。

  • プログラミングをしていく中で登場する、普段当たり前に使っているループやif文を数学的に、そして一般化して説明していた。

    読む人によっては、この処理はそのように考えればいいのか!といった発見があるかもしれない。

  • 久々のこの手の本読みました。それこそ新人から5年目くらいの人に読んで欲しいかな。という本です。プログラムを作成すると、アルゴリズムやデザインパターンというものを勉強することになりますが(勉強しないでプログラマやっている人はある意味すごい)、それらの技術のや思考の根幹となっている数学を解説しています。
    私はプログラマですが、文系出身です。まあ、数学は苦手ではなかったのですが、どうも理科が苦手で。コンピュータが黎明のころは、文系出身のプログラマというのがゴロゴロいました。文系の人でもアレルギーなく理解できる数学。そんな内容です。

  • 時間がなく、読み終われなかった・・・

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