F-2の科学 知られざる国産戦闘機の秘密 (サイエンス・アイ新書)

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  • SBクリエイティブ
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797374599

作品紹介・あらすじ

2000年から配備が始まったF-2は、日本の防衛に最適化するべく、
すぐれた対艦・対地戦闘能力を備えるマルチロール・ファイターです。
米ジェネラル・ダイナミクス社(現ロッキード・マーティン社)のF-16をベースにしていますが、
開発の主契約社は三菱重工業です。
機体の6割は国産なので「バイパー(F-16の愛称)ゼロ」「平成の零戦」と呼ばれることもあります。
東北地方太平洋沖地震で発生した津波により18機が被災しましたが、
13機が修理中で、F-35の配備後も現役です。
本書ではこのF-2に注目し、その強さを科学的に解説します。

第1章 F-2の基礎知識を知る
第2章 F-2のテクニカル・ガイダンス
第3章 次期支援戦闘機(FS-X)計画の全貌
第4章 F-2の配備と装備部隊を知る
第5章 歴代の支援戦闘機を振り返る

感想・レビュー・書評

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  • 専門用語が多く、かじった程度の私では太刀打ちできないところも多々あった。
    また機会があれば読み返したい。
    しかし出てくるF2の写真(それ以外の機体も!)はどれも美しく、そのためだけでも買う価値はある様に思う。F2ファン必読書。

  • 科学といっても、F-2とそこへ至るまでの経緯をひたすらと書き綴っているだけです。航空・軍事の知識に自信が無いなら、別のをおすすめです。

  • この世で一番美しい乗り物だと思ってます。
    今までちょこちょこf-2の本買ってきてはいるんですけど、見かけるとつい買っちゃう。
    丁度フェアをやってて、関連本買うとポストカード貰えるとかで、それもf-2の写真だったんですけども、最近なんかキてませんかf-2。あー美しい。
    もっと愛されてもいいと思うんですけどねーこの機体。

  • F-2が空自の戦闘機で1番好きな戦闘機だという話をするとなんで、そんな骨董品みたいな戦闘機が好きなの?とF-2を批判してくる人(ミリヲタではない)がよく居る。この本を読んでもやはり、F-2は最高だと思う。製造をされた年代を見ただけだとかなり古いものだが、どんな物においても日本の技術というのは世界でも最高な品質があると私は思うのでF-2は大切にしてほしいとすら思う。F-2って見た目がすごくかっこいいし、塗装(色?)も綺麗なので惚れ惚れしてしまう。

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著者プロフィール

1954年12月、北海道札幌市生まれ。1977年3月、立教大学社会学部卒業。同年4月、航空雑誌出版社「航空ジャーナル社」に編集者/記者として入社。1984年1月、月刊『航空ジャーナル』の編集長に就任。1988年6月、月刊『航空ジャーナル』廃刊にともない、フリーの航空・軍事ジャーナリストとなる。著書は、『航空自衛隊F-4マニアックス』『幻の第5世代戦闘機 YF-23マニアックス』(秀和システム)をはじめ、『旅客機年鑑2022-2023』(イカロス出版)など多数。

「2023年 『幻の国産旅客機 SpaceJetマニアックス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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