すべての仕事は「問い」からはじまる たった1秒の「問題解決」思考
- SBクリエイティブ (2016年10月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797382624
感想・レビュー・書評
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20161121 問いかけずに何となく生きてきた。これからの生き方をどう変えていくか。大事なヒントになるような気がする。
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プライベートでも仕事でも役に立つ問いの力。
何を聞けばいいのか、何を聞くことで問題が解決するのか?
考えれば考えるほどに質問内容が長くなりがちですが、
本当に良い問いは意外と短いもの。
そして、問いをすることで相手も不快にならない問い。
解決につながる本質的な質問をすることが何よりも大切。
なぜなぜ論ではないが、それくらい問いは重要で、
いろんなことに対して質問出来る人というのは、
それだけ話を真剣に聞くことが出来ている証拠でもある。
つまり、相手に興味を持って聞くことが出来ているということだ。
ぜひ、相手に質問することを恐れずに、
短くてもよいから、どんどん疑問に思ったことを
相手に投げかけてみましょう。
ただし、不快になるような質問は避けること。
【勉強になったこと】
・問いを心がけることで変わること
①バラバラの情報をひとまとめにする
②物事の核心がつかめ、時短につながる
③異なる物事を繋げて、発想を広げる
④状況を変える
⑤人間関係がうまくいく
⑥自分を変える
・理不尽なことが起きた場合、我慢するのも反発するのも
よくない。一旦落ち着いて、状況を見渡す問いをすることで、
人間関係をこじれることを防ぐことが出来る。
「この場で何が起きているんだろう?」と聞いてみること。
これにより、相手が何故理不尽なことを言っているのか、
客観視することが出来、本質を理解することが出来る。
・うまくいっていないときは時間が確保出来ればうまく
いくのでは?と一旦仮説を立ててみること。
時間が確保出来れば出来そうと感じられるのであれば、
一旦他の仕事を除外して時間をきっちり抑えてみること。
時間があると感じるだけで、大変さは軽減可能。
・良い問いの特徴
1行
自分の判断を入れない
ポジティブな問い
高い視座(別の視点)を持つ
・問題の根本を問いただし、解決に向かうときは、
Where:どこに問題があるのか?
Why:何故そうなっているのか?
How:どのようにすればよいのか?
の順番で整理していくのが良い。
・最も重要な5つの質問とは、
われわれのミッションは何か
われわれの顧客は誰か
顧客にとっての価値は何か
われわれにとっての成果は何か
われわれの計画は何か
という5つの質問からなる経営ツールである。
・出てきた情報に対しては、バイアスがかかっていないかを
必ず疑うこと。
つまり、1次情報なのか2次情報なのかを確認すること。
バイアスがかかっている場合は、「本当にそうなのか」
という問いを立て検討したうえで採択すること。
・高いパフォーマンスを生み出すチームの特徴
他者への尊重・共感・許容といったメンタルの要素が
高い人たちが集まっているチームが生産性が高くなる。
・何かつらいことが起きたら、
「これを何かのチャンスにできないか?」
と問いかけること。この問いかけだけで前向きになれる。