すべての仕事は「問い」からはじまる たった1秒の「問題解決」思考

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797382624

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  • 20161121 問いかけずに何となく生きてきた。これからの生き方をどう変えていくか。大事なヒントになるような気がする。

  • プライベートでも仕事でも役に立つ問いの力。
    何を聞けばいいのか、何を聞くことで問題が解決するのか?
    考えれば考えるほどに質問内容が長くなりがちですが、
    本当に良い問いは意外と短いもの。

    そして、問いをすることで相手も不快にならない問い。
    解決につながる本質的な質問をすることが何よりも大切。

    なぜなぜ論ではないが、それくらい問いは重要で、
    いろんなことに対して質問出来る人というのは、
    それだけ話を真剣に聞くことが出来ている証拠でもある。
    つまり、相手に興味を持って聞くことが出来ているということだ。

    ぜひ、相手に質問することを恐れずに、
    短くてもよいから、どんどん疑問に思ったことを
    相手に投げかけてみましょう。
    ただし、不快になるような質問は避けること。

    【勉強になったこと】
    ・問いを心がけることで変わること
     ①バラバラの情報をひとまとめにする
     ②物事の核心がつかめ、時短につながる
     ③異なる物事を繋げて、発想を広げる
     ④状況を変える
     ⑤人間関係がうまくいく
     ⑥自分を変える

    ・理不尽なことが起きた場合、我慢するのも反発するのも
     よくない。一旦落ち着いて、状況を見渡す問いをすることで、
     人間関係をこじれることを防ぐことが出来る。
    「この場で何が起きているんだろう?」と聞いてみること。
     これにより、相手が何故理不尽なことを言っているのか、
     客観視することが出来、本質を理解することが出来る。

    ・うまくいっていないときは時間が確保出来ればうまく
     いくのでは?と一旦仮説を立ててみること。
     時間が確保出来れば出来そうと感じられるのであれば、
     一旦他の仕事を除外して時間をきっちり抑えてみること。
     時間があると感じるだけで、大変さは軽減可能。

    ・良い問いの特徴
     1行
     自分の判断を入れない
     ポジティブな問い
     高い視座(別の視点)を持つ

    ・問題の根本を問いただし、解決に向かうときは、
      Where:どこに問題があるのか?
      Why:何故そうなっているのか?
      How:どのようにすればよいのか?
     の順番で整理していくのが良い。

    ・最も重要な5つの質問とは、
      われわれのミッションは何か
      われわれの顧客は誰か
      顧客にとっての価値は何か
      われわれにとっての成果は何か
      われわれの計画は何か
     という5つの質問からなる経営ツールである。

    ・出てきた情報に対しては、バイアスがかかっていないかを
     必ず疑うこと。
     つまり、1次情報なのか2次情報なのかを確認すること。
     バイアスがかかっている場合は、「本当にそうなのか」
     という問いを立て検討したうえで採択すること。

    ・高いパフォーマンスを生み出すチームの特徴
     他者への尊重・共感・許容といったメンタルの要素が
     高い人たちが集まっているチームが生産性が高くなる。

    ・何かつらいことが起きたら、
    「これを何かのチャンスにできないか?」
     と問いかけること。この問いかけだけで前向きになれる。

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著者プロフィール

エグゼクティブコーチ/作家/TM瞑想教師、センジュヒューマンデザインワークス代表取締役
米国デューク大学MBA取得。シカゴ大学大学院修了。マッキンゼー・アンド・カンパニー、ワトソンワイアットなどの外資系コンサルティング会社を経て独立。現在、経営者やビジネスリーダーを対象にエグゼクティブコーチング、ビジネススキル研修のほか、人材開発コンサルティングを行う。また、TM瞑想や生産性を上げる効果的な休息法なども指導。
著書に『マッキンゼーで叩き込まれた 超速フレームワーク』(三笠書房)、『マッキンゼーのエリートが大切にしている39の仕事の習慣』(三笠書房《知的生きかた文庫》)、『マッキンゼー流 入社1年目問題解決の教科書』(SBクリエイティブ)など多数。自分らしい働き方を探究するオンラインコミュニティ『ギフト』主催。

「2023年 『マッキンゼーで叩き込まれた超速仕事術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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