ヒカルの碁勝利学

著者 :
  • 集英社インターナショナル
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本棚登録 : 67
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797670509

作品紹介・あらすじ

『ヒカルの碁』がもっとわかる!囲碁がもっとわかる!現役プロ棋士が教える勝利の秘策。

感想・レビュー・書評

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  • ヒカルの碁を読まずにこれを読んだ大馬鹿者は私です。

  • 負けても次がある、という安心感は勝負の世界では裏目に出る。安心感は甘えになり、その甘えは勝負の最中にいつ首をもたげてくるかわかりません。
    絶対に恐れない。
    苦しいとき、辛抱していれば、チャンスは必ずやってくる。
    人生を決めるのはその人がうまくいってないときの表情。
    形勢が悪いときにどう戦うかは勝負するうえで一番大切なポイント。
    失敗したら深呼吸。

  • ヒカルの碁に出てくる話の解説書という感じの本です。

    囲碁を知らない人のために、
    囲碁の5つのルールの説明もあります。
    1 1手ずつ交互に打つ
    2 相手の意思を囲めば取れる
    3 地の多い方が勝ち
    4 打っていけない場所がある
    5 コウという特別なルールがある

    また、秀策の耳赤の一手の説明もある。
    ヒカルの碁を読んだり、見たりするのに必携だと思いました。

  • 「ヒカルの碁」のエピソードや、石倉先生本人の体験談を交えながら囲碁の世界を紹介するという本。囲碁の知識があまり無くても大丈夫。囲碁の入門書ではなく、むしろ人生の教訓本?

    「ヒカルの碁」で囲碁に興味を(ちょっと)持ち、NHKの囲碁講座を見て石倉先生の優しい笑顔が好きになった私にはちょうど良い読み物でした。

    この本を読んで、石倉先生が東大卒で銀行勤務を経験した後にプロ棋士になったことを知ってビックリ。さらに、「石倉先生ってヒカルの碁の白川先生っぽいな〜」と思っていたら、白川先生のモデルが石倉先生だと知ってビックリ! 白川先生のような講師のいらっしゃる囲碁教室に通いた〜い!…そのためには、もうちょっと囲碁を分かるようになっておかなくちゃ、だわ。

  • 中学生の時担任に勧められて「スラムダンク勝利学」を読み、面白かったので姉妹編として読みました。碁をするしないに関わらず、日常生活で生かせる心のコントロールのしかたを教えてくれる本です。

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著者プロフィール

昭和29年横浜市生まれ。元学生本因坊。東京大学法学部卒。日本興業銀行を退職後55年入段、平成12年九段。アマチュア出身ということもあって、入門者や初級者への囲碁の普及に力を入れ、昭和60年、平成元年、11年、16年、21年度にNHKテレビの囲碁講座を担当して、好評を博す。平成15年「テレビ囲碁番組制作者会賞」受賞。27年「日本囲碁ジャーナリストクラブ賞」受賞。東京・渋谷区恵比寿の「よみうりカルチャー恵比寿」で初心者向けから上級・有段者向けの各教室講師。平成17年より東大教養学部で単位の取れる囲碁の授業を担当し、20年客員教授に就任。

「2020年 『改訂新版 一人で強くなる囲碁入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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