科学的に自分を思い通りに動かす セルフコントロール大全

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784799328194

感想・レビュー・書評

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  • 多種多様な文献や論文を引用し、科学的根拠の下で理論展開しており説得力がある。読み始めるまでは正直眉唾物と思っていたが思わぬ拾い物をした気分である。デフォルト・モード・ネットワークの話やパーキンソンの法則など知識の幅も広がった。いつかもう一度読んでみたい本である。

  • 研究とか論文とか→セルフコントロールするコツ
    っていうふうに書かれていて、
    サクサク読めたし、へぇ〜って思うこともたくさんあって面白かったけど、全部に例とか研究とか出てくるから、なんか情報量で何も言えなくさせられた感じ!

    いろんな研究や実験を羅列して、
    〇〇という結果が!
    →△△するとよいでしょう
    と言ってるけど、
    ん?と思って検索してみると、再現性のない実験だったと書いてあったりする。
    持っていきたい流れにするために実験や研究をいいように並べてる感じ。

    本になってると言っても、
    =正しい とか
    =ちゃんと調べられてる とか
    =根拠になる
    とかっていうわけじゃないんだなと知れた一冊。
    私は物事をすぐそのまま受け取って、「そうなんだぁ」「なるほどぉ」と思ってしまうから、「本当にそうなのかな?」って考えられる人はすごいなと思っていて、そうなりたいんだけど

    誰が書いてるのか?本当にそうなのか?違う面から見たらどうか?どんな思惑がありそうか?いつの本か?
    っていうのを気にするといいなと思ったし、そういうことを気にして読んで、すぐに信用しないで、自分で調べて判断するようにしよって思った。

  • いやだから大全と事典の違いは何だろう。大全というと大体網羅してるはずなんだがこれで網羅なんだろうか。ホーっとする、同僚とのおしゃべりなどの社交系。If Then.息が上がるぐらいの運動で脳を活性化して記憶。SNSをみると罪悪感や社会的比較で自分が嫌な気持ちになるかもしれないことを事前に強く想像する。30分/日。何かを抱きしめて話す。友達あてに目標と行動の約束と進捗記録を書く。目標と自分への報酬を定め小さな成功体験を重ねる。飲酒アラートアプリ。ギャンブル欲を抑えるにはプチプチをつぶす。

  • 2024.02.06 Kindle unlimitedにて

    自己啓発本で、参考文献の羅列がめっちゃ多いの久しぶりに見た。
    ほぼ英語やったけど。

    自分が欲しい情報部分だけピックアップ読み。

    嫉妬心が強いと痴呆症になりやすいの辛いわ。
    私、絶対ボケるの早いやん。。。
    嫉妬を感じたら上を見たらいいとの事で、うん、そうしようかな。。。
    忘れないようにしよう。
    年齢と共に、自分が出来なかったこと、得られなかったことに対しての嫉妬が凄い。
    どんどん、内に引きこもってく。良くないなぁ。でも、外に出ると自分がダメな人間に感じて、しんどくなるんよね。
    でも、こうなりたいっていう理想ではなくて、このままではダメだっていう害のある未来を想像するといいんだって。
    確かに。ジムに行く行かないでも、不健康になりたいのかってひたすら自問自答して、嫌だって言う気持ちで行ってる気がする。
    考えて自分なりに出したやり方とか、なんかちょっと答え合わせしてるような不思議な感覚もあったり、新しい発見もあったり。
    この手の本は色々読んだけど、研究からわかってる事わかってないことをしっかり書いた上での結論は、どの本よりも信頼感はある。

    以下、実践のための備忘録。
    ○ジムに行かなかった日は、41℃以上のシャワーで仕事開始に備える。
    ○心配事の79%は起きない。しかも、16%は、事前の準備で対処可能。5%に当たったらもうしゃあないやろって思うようにする。
    ○ポモドーロテクニック
    25分作業+5分休憩=1ポモドーロ
    4ポモドーロ+30分休憩を繰り返す。
    25分は、タスク1つ完了を目標とする。
    ○ビタミンC トマト他、ビタミンE かぼちゃ他を積極的にとる
    ○幸福度には「どんな決断をするか」よりも、どんな選択肢でも「決断してしまうこと」の方が影響する。決断内容よりも行動したかどうか

  • 様々な場面での自分のコントロールの仕方が書かれていたが、あまり自分には合わない場面もあったので、評価は低め。

    結局は自分をどんな環境に置くかのようなことかなと。

  • セルフコントロールについて具体的な例と解決方法をまとめて紹介している本。こういう風にだらけちゃうなら、ちょこっとこうしてみれば解決できるかもよ!というお手軽な方法ばかり載っている。
    悪癖や悪習慣の改善のとっかかりとしては良い案配。いきなり完璧を目指すのではなく、こういうささやかなことからまずは継続できるようになっていくと良いんだろうね。

  • 目的)最近、メンタルコントロールができておらず、うまく対処するためのヒントを得るため

    心理学ジャンルは初めてだったが、非常に読みやすかった。数々の実験例を挙げながら、セルフコントロールを啓蒙する一冊だった。実験例が限られ過ぎていて全てを受け入れるつもりはないが、いくつか興味深いデータも引用されていた。

    [不安感は幸福感を増やすことで解消される]
    特に印象的。セロトニン分泌を促すには、自身の日常をより行動的にする必要があると率直に感じた。
    [ネガティブな未来から逃げないこと→セルフコントロール]
    自身と向き合うことを強く主張している。未来を常に見据えた行動をとることは一見当たり前のことだとも思うが 、比較的うまくまとめられた一冊だと思う。

  • 改善内容が浅すぎたように感じる。

  • 自分が気になるところだけ読んだ。
    わかっているのにやめられないをなくすためのテレセルフコントロール方法が紹介されている。医学、脳科学、心理学などの研究で学術的科学的に実証されている。
    人間は「体が先、脳が後」である。それを利用してセルフコントロールを成功させる。試してみようと思う。

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著者プロフィール

堀田秀吾(ほった・しゅうご)
明治大学法学部教授。言語学博士。
熊本県生まれ。シカゴ大学博士課程修了。ヨーク大学修士課程修了・博士課程単位取得退学。
専門は社会言語学、理論言語学、心理言語学、神経言語学、法言語学、コミュニケーション論。研究においては、特に法というコンテキストにおけるコミュニケーションに関して、言語学、心理学、法学、脳科学など様々な学術分野の知見を融合したアプローチで分析を展開している。執筆活動においては、専門書に加えて、研究活動において得られた知見を活かして、一般書・ビジネス書・語学書を多数刊行している。「明治一受けたい授業」にも選出されるなど学生からの人気も高い。『最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方』 (サンクチュアリ出版)、『図解ストレス解消大全 科学的に不安・イライラを消すテクニック100個集めました』(SBクリエイティブ)など著書多数。

「2022年 『24 TWENTY FOUR 今日1日に集中する力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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